知って得する!トリマーの平均時給と求められる能力とは?

トリマーの平均時給は個人や、地域によって様々です。高い時給をもらっているトリマーは、一体どのような資質・能力を求められるのでしょうか。

今回の記事では「トリマーの平均時給と求められる能力」について、トリマーに役立つ情報を分かりやすく解説しています。

トリマーの平均時給とは?

国内でのトリマーの時給は、地域や勤務形態、経験年数などによって大きく異なるケースがあります。そういった情報を知り、現在の業界の動向を把握することは、トリマーとして自身のキャリアを形成する上で極めて重要です。

一口にトリマーの給与といってもその範囲は広く、地域や店舗の規模、またはそのトリマーのスキルによって大きく変動します。全国的な時給の平均は、以下になります。

  • 全国平均:約1,094円
  • 関東エリア:約1,323円
  • 関西エリア:約1,225円
  • 東海エリア:約1,154円

一般的には 900円から1,500円程度とされていますが、都市部ではそれ以上になることも少なくありません。個人が保持している資格や、経験、勤務状況などで時給が変動します。

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正社員とアルバイトトリマーの時給差

トリマーの雇用形態によっても時給は異なります。正社員トリマーは、安定した収入を得られる反面、長時間の労働が求められることが一般的です。そこに加えて、福利厚生や昇給のチャンスもアルバイトトリマーと比べて多い傾向があります。

一方のアルバイトトリマーは、シフト制で自由度が高く、学生や主婦などが部分的な時間で働きやすい環境が整っています。しかし、時給は正社員と比べると低めに設定されることが多いです。ただし、スキルや勤務状況によっては時給が高くなる場合もあり、店舗によっては正社員並みの報酬を得られることもあるのです。

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地域ごとの求人動向と時給差

日本国内でも地域によってペット文化が異なるため、求人に関するニーズや条件も大きく変わります。例えば都市部では多様な飼育スタイルに対応する専門性が求められる一方で、地方では地域密着型のサービスが重視される傾向にあります。

これらの特性を理解し、求められるスキルを身につけることで地域に適した求人を見つけることができます。また、地域によってはトリマー不足も顕著であり、時給が高めに設定されているケースも少なくありません。自分の能力と地域の需要をマッチさせることで時給差を最大限に活かすことができるでしょう。

ひろこ

一昔と比べたら、だいぶ平均時給が高くなりました!トリマー不足で、人手が足りないのも影響しているのかもしれませんね

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トリマー経験年数と給与の関係性

トリマーとしての経験年数は、給与額に大きく影響を与えます。市場では、経験豊富なトリマーへの需要が高く、それに伴い給与もアップしていく傾向が見られます。

仕事の質と顧客満足度を上げるために、経験を積むことは重要ですが、それだけではなく効率的にキャリアを積む方法も知っておくことが大切です。

1. 少ない経験年数でも高時給を狙うポイント

経験年数が少なくとも、高時給を目指すトリマーには、いくつかの要素が関わってきます。まず、資格や特殊なスキルを有していると、経験年数に関わらず高い評価を受ける事が多いです。

また、コミュニケーション能力やそれを生かした顧客管理も高時給につながるポイントです。特に、ペットサロンでは顧客のリピート率が重要なので、顧客との良好な関係を築くことが求められます。効果的なトリミング技術を身につけるためにも、積極的に学んでいく姿勢を見せることが重要でしょう。

2. 豊富な経験を持つトリマーの市場価値

多くの経験年数を持つトリマーは市場価値が高く、その経験を活かしてさまざまな働き方ができるのが特徴です。ベテラントリマーは、自身の信念やスキルを生かした独自のスタイルで仕事をすることができ、それは顧客からの高い信頼につながります。

また、教育や指導の立場に立つことで、後進の育成に寄与するなど、社会的貢献度も考慮されることがあります。長い経験から得られる洞察力や問題解決スキルは、サロンの経営や運営にも大きな影響を与えます。

3. 経験を積むための効率的な進め方

トリマーとしての経験を効率よく積むためには、積極的に様々な業務に挑戦し、知識と技術を広げていくことが大事です。トリミングコンテストへの参加や、セミナーへの出席は、技術向上とともにネットワークを広げる機会にもなります。

また、日々の業務で得られるフィードバックを意識的に取り入れ、自身の技術を客観的に見つめ直すことも重要です。キャリアアップのために目標を明確にし、地道な努力をしながらステップアップを目指していくことが大切でしょう。

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トリマーに求められる必須スキルとは?

高い品質のサービスを提供することで、ペットも飼い主も満足する結果を出し、信頼と評価を勝ち取る必要があるのです。それには、カット技術はもちろんのこと、動物の心理を理解するコミュニケーション能力や、安全を担保するための知識と技術が絶対に不可欠となります。

1. 基本となるカット技術の習得

トリマーにとって、カット技術は職人芸とも言える重要な技能です。基本のカットパターンを完璧にこなすことはもちろん、様々な犬種ごとに求められる特有のスタイルを理解し、それを創造する技術が求められます。

動物は言葉を話すことはできませんので、その肌質や体型を見極め、最適なケアができるように、細やかな注意を払うことが大切です。また、刃物を使用するため、正確で安全なハンドリング技術も求められます。日々のトレーニングと実践を重ね、熟練の業に至る必要があります。

2. コミュニケーション能力

トリマーの仕事は、動物だけでなく、飼い主さんとのコミュニケーションも非常に大切です。飼い主さんの要望を正確に理解し、かつてその要望がペットにとって最善かどうかを考えながら、的確なアドバイスを提供することが重要になります。

飼い主さんとの信頼関係を築くことは、ペットと同じくらい、またはそれ以上に必要な技術です。時には飼い主の要望に応えつつも、ペットの健康や安全を最優先し、説明責任を果たす必要があります。心理学やコミュニケーション技術の習得を心がけ、相手の立場に立った接客サービスを提供していきます。

3. 安全なトリミングを行うための知識と技術

トリマーの仕事で忘れてはならないのが、安全第一の姿勢です。トリマーは、動物がストレスを感じないような環境作りや取り扱い方を知り、事故や怪我を未然に防ぐべく、日々の業務に取り組まなければなりません。

動物の生態や精神状態についての深い理解が要求されるとともに、急な病気や怪我に対処できる応急処置の知識も必要です。衛生管理や機材の正しい使用方法、さらには動物の健康状態をチェックする目利き力など、様々な専門知識を修得し、日々スキルアップしていく努力が求められるのです。

まとめ

今回の記事では「トリマーの平均時給と求められる能力」についてお話ししました。

トリマーには、カット技術、コミュニケーション能力、安全意識が必要です。基本的なカット技術を習得し、犬種ごとのスタイルを理解することが重要です。さらに、飼い主さんとのコミュニケーション能力や動物の安全を考慮した技術も必須です。

時給の金額だけでなく、仕事の内容や労働環境も大切になります。高収入を目指す場合は、自身のスキルを高めて市場価値をアップさせることがカギとなります。

最後までお読みいただきありがとうございました☺

この記事を書いた人

トリマー ひろこ

大学卒業後、有名作家のもとでアシンスタントとして勤仕。数年後、昔から夢だったトリマーを目指し専門学校に入学。JKCトリマー・ハンドラー資格取得。トリミングサロン、動物病院、個人店経営の経験後、現在は母校の専門学校で運営の手伝いをしながら、記事を制作。18歳の息子をもつシングルマザー。