家族にぴったりな【穏やかな犬種8選】と飼い方のコツをご紹介!

犬を家族に迎え入れようと考えている方の中には、穏やかな性格の犬種を探している方も多いのではないでしょうか。騒がしすぎず、攻撃性が低く、家族との時間を大切にする犬は、特に初めて犬を飼う方や小さな子どもがいる家庭にとって理想的です。今回の記事では、穏やかな犬種として知られる8種類の犬たちを紹介し、それぞれの特徴や飼い方のコツをお伝えします。

穏やかな犬種8選の特徴と魅力

穏やかな犬種は、その性格ゆえに多くの人々に愛されています。一般的に、落ち着いた態度で家族と接し、過度に興奮したり攻撃的になったりすることが少ないのが特徴です。また、多くの穏やかな犬種は知性が高く、しつけがしやすいという利点もあります。以下に、代表的な穏やかな犬種8種類をご紹介します。

1. ラブラドール・レトリーバー

ラブラドール・レトリーバーは、穏やかな犬種の代表格と言えるでしょう。知性が高く、忍耐強い性格で知られており、盲導犬や介助犬としても活躍しています。家族に対して非常に忠実で、子どもとも仲良く過ごせる犬種です。

2. ゴールデン・レトリーバー

ゴールデン・レトリーバーもラブラドール・レトリーバーと同様に、穏やかで知的な犬種として有名です。美しい金色の被毛と優しい性格で多くの人々を魅了しています。家族との時間を大切にし、忍耐強く子どもとも良い関係を築けます。

3. バーニーズ・マウンテン・ドッグ

大型犬でありながら、非常に穏やかな性格を持つバーニーズ・マウンテン・ドッグ。落ち着いた態度で家族に接し、特に子どもに対してはとても優しく接します。散歩中に他の犬に吠えられても動じないほど、冷静さを保つことができます。

4. シーズー

小型犬の中でも特に穏やかな性格で知られるシーズー。愛情深く、家族との時間を大切にします。来客に対しても友好的で、警戒心が強すぎないのが特徴です。ただし、やや頑固な一面もあるので、早い段階からの一貫したしつけが重要です。

5. パグ

愛らしい顔と穏やかな性格で人気のパグ。陽気でフレンドリーな性格ながら、落ち着いた態度で家族と過ごすことができます。鳴き声も小さいため、アパート暮らしにも適しています。ただし、短頭種特有の呼吸の難しさには注意が必要です。

6. トイプードル

知的で従順なトイプードルは、穏やかな小型犬の代表格です。人懐っこく、見知らぬ人に対しても無駄吠えが少ないのが特徴です。しつけもしやすく、初心者でも飼いやすい犬種として知られています。

7. フレンチブルドッグ

コウモリ耳と愛嬌のある表情が特徴的なフレンチブルドッグは、明るく穏やかな性格の持ち主です。家族や他の犬とも温和に接することができ、あまり吠えないので室内飼いにも適しています。

8. キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル

愛らしい外見と穏やかな性格で人気のキャバリア・キング・チャールズ・スパニエル。適度に活発で、家族との時間を大切にする犬種です。特に高齢者や子どもとの相性が良いとされています。人懐っこく、初心者でも飼いやすい。

ひろこ

穏やかな犬種を選ぶ際は、単に性格だけでなく、その犬種の運動量や毛のケアなどの特性も考慮しましょう。例えば、ラブラドール・レトリーバーは穏やかですが、運動量が多いため、十分な散歩や遊びの時間が必要です。

穏やかな犬種を家族に迎えるための準備

穏やかな犬種を家族に迎える際は、いくつかの準備と心構えが必要です。以下に、重要なポイントをいくつかご紹介します。

1.十分な情報収集

選んだ犬種について、性格や特性、必要なケアなどをしっかりと調べましょう。書籍やインターネット、そして可能であれば実際にその犬種を飼っている方からの情報を集めることが大切です。

2.生活環境の整備

犬を迎える前に、生活環境を整えることが重要です。食器や寝床、トイレの場所など、犬が快適に過ごせるスペースを確保しましょう。また、危険な物は犬の手の届かない場所に移動させるなど、安全面にも配慮が必要です。

3.家族全員の合意

犬を飼うことは家族全員に影響を与えます。家族全員で話し合い、犬を迎えることに同意を得ておくことが大切です。また、犬のケアや散歩などの役割分担についても、事前に決めておくと良いでしょう。

4.信頼できるブリーダーや保護団体の選択

健康で穏やかな犬を迎えるためには、信頼できるブリーダーや保護団体から犬を迎えることが重要です。評判の良いブリーダーや団体を選び、直接会って犬の様子や飼育環境を確認することをおすすめします。

5.初期費用と継続的な費用の準備

犬を飼うには初期費用だけでなく、食費や医療費などの継続的な費用が必要です。事前に必要な費用を把握し、準備しておくことが大切です。

6.しつけの心構え

穏やかな犬種であっても、適切なしつけは必要です。特に子犬の場合、早い段階からの一貫したしつけが重要です。根気強く、愛情を持ってしつけを行う心構えが必要です。

ひろこ

犬を迎える前に、一時的に犬の世話を体験できるフォスターケアや、犬の一時預かりなどを経験してみるのも良いでしょう。実際に犬の世話をすることで、自分の生活スタイルと犬との相性を確認することができます。

穏やかな犬種の飼い方のコツ

穏やかな犬種を家族に迎えた後は、日々のケアと愛情を持って接することが、幸せな共生の鍵となります。以下に、穏やかな犬種との暮らしを豊かにするためのポイントをいくつかご紹介します。

1.規則正しい生活リズムの確立

犬は規則正しい生活を好みます。食事や散歩、遊びの時間を一定にすることで、犬に安心感を与え、より穏やかな性格を育むことができます。

2.適度な運動と遊びの時間

穏やかな犬種であっても、適度な運動は必要です。毎日の散歩や遊びの時間を確保し、犬の身体的・精神的健康を維持しましょう。ただし、犬種や個体によって適切な運動量は異なるので、獣医師やトレーナーに相談するのが良いでしょう。

3.社会化の継続

子犬の頃からの社会化は重要ですが、成犬になってからも継続することが大切です。様々な人や動物、環境に触れる機会を作ることで、より穏やかで適応力のある犬に育てることができます。

4.健康管理

定期的な健康診断やワクチン接種、そして日々の観察が重要です。穏やかな犬種は痛みや不調を我慢する傾向があるので、些細な変化も見逃さないよう注意が必要です。

5.グルーミング

多くの穏やかな犬種は長毛種が多いため、定期的なグルーミングが必要です。ブラッシングは単なる毛のケアだけでなく、スキンシップの機会としても重要です。

6.精神的なケア

穏やかな犬種は特に家族との絆を大切にします。十分な愛情と注目を与え、犬が安心して過ごせる環境を作ることが大切です。また、留守番時間が長くなりすぎないよう配慮しましょう。

7.トレーニングの継続

基本的なしつけだけでなく、新しい技を教えたり、パズルトイで遊んだりすることで、犬の知的好奇心を満たし、より穏やかで幸せな犬に育てることができます。

ひろこ

穏やかな犬種は人の感情に敏感です。飼い主さん自身がストレスを溜めすぎないよう、自己ケアも忘れずに行いましょう。犬との時間を通じて、飼い主さん自身もリラックスし、穏やかな気持ちで過ごすことが大切です。

まとめ

穏やかな犬種との暮らしは、家族に多くの喜びと癒しをもたらします。適切なケアと愛情を持って接することで、犬との絆はより深まり、互いに支え合う素晴らしい関係を築くことができるでしょう。

犬との生活は責任も伴いますが、その分だけ得られる喜びも大きいものです。穏やかな犬種との幸せな暮らしが、皆さまの人生をより豊かなものにすることを願っています。最後までお読みいただきありがとうございました☺

  • 性格や特性を理解し、適切な環境を整えることが大切。
  • 食事・健康管理・トレーニングを継続し、長く健康に過ごせるようにする。
  • 十分な愛情とスキンシップで、犬との絆を深める。

この記事を書いた人

トリマー ひろこ

大学卒業後、「走れ!T校バスケット部」作者のもと、アシンスタントとして勤仕。数年後、昔から夢だったトリマーを目指し専門学校に入学。JKCトリマー・ハンドラー資格取得。トリミングサロン、動物病院、個人店経営の経験後、現在は母校の専門学校で運営の手伝いをしながら、記事を制作。18歳の息子をもつシングルマザー。