【仕草】犬が撫でてほしいときにだす5つのサインとは?

犬は言葉を話せないけれど、実は「撫でてほしいよ」というサインをたくさん出しているんです。目や耳、尻尾、それに体全体を使って、愛情を求める仕草を見せてくれるんですよ。

今回の記事では、そんな犬たちが「撫でて!」とお願いしている時に見せるサインを5つのポイントに分けて詳しくご紹介します。犬とのコミュニケーションをもっと深めて、絆をしっかり強くしていくために、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1. 犬が撫でてほしい時のアイコンタクトのサイン

犬は視線を使って、私たちに感情を伝えることがよくあります。特に撫でてほしい時には、特定のアイコンタクトを見せることがあります。ここでは、犬が「撫でて」とサインを送る時に見せる3つのアイコンタクトについて紹介します。

1. 長く見つめてくる

犬がじっと飼い主さんを見つめてくるのは、愛情と信頼の証です。この長いアイコンタクトは、撫でてほしいというサインでもあります。

犬が安心し、リラックスしている時にこの仕草を見せることが多いです。飼い主さんも同じように犬の目を優しく見つめ返してあげると、犬はより一層安心感を得るでしょう。

2. 短い瞬きを繰り返す

犬がパチパチと瞬きを繰り返す時も、「撫でてほしい」というサインです。この動作は、犬がリラックスし、飼い主さんとの穏やかな時間を楽しんでいる証拠。瞬きをすることで、飼い主さんとの信頼関係を示しており、この時に優しく撫でてあげると、犬はさらに満足します。

3. 目を細める

目を細めてリラックスしている様子を見せることも、犬が撫でてほしいサインの一つです。この仕草は、犬が安心し、さらに愛情を求めている状態を表しています。飼い主さんがそのままそっと撫でてあげることで、犬はその瞬間を心から楽しむことができるでしょう。

ひろこ

犬が長く見つめてきたら、すぐに撫でてあげるのではなく、まずは少し時間をかけてお互いに見つめ合うことで、より深い信頼関係を築けます。

2. 犬の耳と尻尾からわかる撫でてほしいサイン

犬の耳や尻尾の動きは、感情を表現する大きな手がかりです。特に撫でてほしい時には、犬は耳や尻尾を使ってさりげなくサインを送っています。以下のような仕草に注目してみましょう。

1. 耳を下げる

犬が耳を下げてリラックスした様子を見せる時、撫でてもらいたいというサインであることが多いです。この時、犬は飼い主さんに対して「安心しているよ」というメッセージを送っているのです。耳が柔らかく下がっているのを見たら、優しく撫でてあげると良いでしょう。

2. 尻尾を緩やかに振る

犬が尻尾をゆっくりと振る時はリラックスしていて、飼い主さんとの触れ合いを楽しみにしている証拠です。この動作は、犬が心地よく、撫でてもらいたいというサインでもあります。尻尾の振り方に注意し、穏やかに撫でてあげると、犬との絆がより深まります。

3. 耳を倒して身体を寄せる

耳を倒して飼い主さんに体を寄せてくることも、撫でてほしい時の典型的なサインです。この仕草は、犬が安心しており、飼い主さんとの親密な関係をさらに深めたいと感じていることを示しています。耳を倒して近づいてきたら、そっと撫でてあげると、犬はその瞬間を喜んでくれるでしょう。

ひろこ

尻尾を振っているからといって、必ずしも「撫でてほしい」とは限りません。動きが速くて興奮している場合は、少し落ち着くまで待ってから撫でるようにしましょう。

3. ボディランゲージでわかる撫でてほしいサイン

犬は全身を使って感情を表現します。特に撫でてほしい時には、特定のボディランゲージを見せることが多いです。以下のような動きに注目して、犬の気持ちを理解しましょう。

1. 前足で飼い主を触る

犬が前足でそっと飼い主さんをタッチしてくることは、「もっと撫でてほしい」というサインです。これは犬が飼い主さんとの触れ合いを求めていることを示しており、この瞬間を大切にすることで、犬との絆がより深まるでしょう。

2. 飼い主の足元に寄り添う

犬がそっと飼い主さんの足元に寄り添ってくるのも、撫でてほしい時の仕草です。この行動は、犬が飼い主さんとの親密な触れ合いを求めている証拠。そばにいることで安心感を得ており、この時に撫でてあげることで、犬はさらにリラックスします。

ひろこ

犬が足元に寄り添ってきたら、すぐに撫で始めるのではなく、まずは犬が自分から寄ってきたことを褒めてあげると、撫でられる時間をさらに楽しんでくれるでしょう。

4. 犬の顔の表情から読み取る撫でてほしいサイン

犬の表情は、彼らの気持ちを読み取る大きな手がかりです。特に撫でてほしい時には、独特な顔の表情を見せることがあります。以下のポイントに注目して、犬の気持ちを理解しましょう。

1. 優しい目つきで見つめる

犬が柔らかい目つきで飼い主さんを見つめる時、これは「撫でてほしい」というサインです。目が穏やかでリラックスしている時、犬は飼い主さんとの触れ合いを求めています。この優しい表情を見たら、優しく撫でてあげると良いでしょう。

2. 顔をそっと近づける

犬が顔を飼い主さんに近づけてくることも、撫でてほしい時のサインです。これは、犬が飼い主さんとの物理的な接触を求めていることを示しており、そっと撫でてあげることで犬はその瞬間を楽しむでしょう。

5. 犬が撫でられるのを好むタイミングを見極めよう

犬が撫でてほしい時には、必ずしも一貫したサインを見せるわけではありませんが、タイミングを見極めることも大切です。以下のポイントに注目して、犬が撫でられるのを望んでいる時を理解しましょう。

1. リラックスしている時

犬が完全にリラックスしている時、撫でてほしいと感じていることが多いです。特に横たわっている時や、安らかな表情をしている時に優しく撫でてあげると、犬はその触れ合いを喜んでくれます。

2. 飼い主がリラックスしている時

犬は飼い主さんの感情にも敏感です。飼い主さんがリラックスしている時には、犬も安心して撫でられることを楽しむでしょう。犬との穏やかな時間を大切 にしながら、タイミングを見極めて撫でてあげると良いでしょう。

まとめ

犬が撫でてほしい時に見せるサインは、アイコンタクト、耳や尻尾の動き、ボディランゲージなどさまざまです。これらのサインに気付くことで、犬とのコミュニケーションがスムーズに進み、信頼関係も深まります。

特に、犬が目を見つめたり、前足でタッチしたりする行動は、愛情表現の一つ。こうした瞬間に優しく撫でてあげることで、犬は安心し、リラックスできます。また、尻尾や耳の動きに注目することで、撫でてほしいのか、他の感情を表現しているのかを見分けることも可能です。

撫でるタイミングや方法も大切です。リラックスしている時や、犬が自ら寄ってきた時に優しく撫でることで、さらに満足感を与えられます。日々、犬のサインを見逃さず、触れ合いの時間を大切にすることで、信頼と愛情をさらに深めましょう。最後までお読みいただきありがとうございました☺

この記事を書いた人

トリマー ひろこ

大学卒業後、「走れ!T校バスケット部」作者のもと、アシンスタントとして勤仕。数年後、昔から夢だったトリマーを目指し専門学校に入学。JKCトリマー・ハンドラー資格取得。トリミングサロン、動物病院、個人店経営の経験後、現在は母校の専門学校で運営の手伝いをしながら、記事を制作。18歳の息子をもつシングルマザー。