お金持ちになると、生活水準だけでなくペットに求める要素も変わってきます。特に犬を選ぶ際には、その犬種がもつ社会的なステータスやレア度、さらには飼育の容易さも大切なポイントとなるのです。各犬種はそれぞれ個性があり、独自の魅力をもっています。
今回はそんな「お金持ちの人たちが飼っている人気犬種10選」について、その特徴と共にご紹介します。
お金持ちが選ぶ犬種10選
犬にも色々な種類があり、特徴がありますよね。俗にいう「お金持ちの人たち」は、一体どのような犬種を飼っているのでしょうか?特徴や選ばれる根拠、平均購入額とともに見ていきましょう。
1. サモエド
- 特徴: 純白のふわふわの被毛、微笑んでいるような表情(サモエド・スマイル)
- 性格: 社交的で家庭的
- 根拠: サモエドはその美しい被毛と親しみやすい性格から、富裕層に魅力的とされています。被毛の手入れが高価であることからステータスシンボルにもなっています。
- 平均購入費用: 約16万5千円 ~ 33万円
2. イタリアン・グレーハウンド
- 特徴: 優雅で小さな体型、短毛
- 性格: 知的で愛情深く、家庭的
- 根拠: イタリアン・グレーハウンドはその洗練された外見と歴史的に貴族に愛された背景から、富裕層に人気です。コンパクトなサイズが家庭での飼育に適しています。
- 平均購入費用: 約13万2千円 ~ 22万円
3. バセンジー
- 特徴: 独特の巻き尾、短毛
- 性格: 独立心が強く、静か
- 根拠: バセンジーは「吠えない犬」として知られており、その静かな性格が家庭での生活に適しています。独特の外見と巻き尾がユニークで富裕層に人気です。
- 平均購入費用: 約13万2千円 ~ 22万円
4. グレート・デーン
- 特徴: 巨大な体躯、短毛
- 性格: 穏やかで優しい
- 根拠: グレート・デーンの巨大な体躯と優雅な姿は目を引き、ステータスシンボルとなります。その穏やかで優しい性格が家庭犬として評価されています。
- 平均購入費用: 約11万円 ~ 27万5千円
5. チャウチャウ
- 特徴: ライオンのようなふわふわの被毛、独特の顔立ち
- 性格: 独立心が強く、忠実
- 根拠: チャウチャウはそのライオンのような被毛と独特の顔立ちで目を引きます。独立心が強く、忠実な性格も評価され、希少性が価値を高めています。
- 平均購入費用: 約16万5千円 ~ 33万円
6. ボルゾイ
- 特徴: 優雅でしなやかな体型、長い被毛
- 性格: 穏やかで知的、優雅
- 根拠: ボルゾイはロシアの貴族に愛されてきた歴史があり、その優雅な体型が魅力です。長い被毛が高級感を醸し出し、富裕層に人気があります。
- 平均購入費用: 約16万5千円 ~ 27万5千円
7. アフガン・ハウンド
- 特徴: 美しい長毛と優雅な外見
- 性格: 独立心が強く、優雅で上品
- 根拠: アフガン・ハウンドは、その美しい長毛と優雅な外見から高貴な印象を与えます。歴史的には貴族に愛された犬種であり、そのエレガントな姿がステータスシンボルとしての価値を高めています。また、独立心が強く、高貴な性格が富裕層に好まれます 。
- 平均購入費用:約33万円〜55万円
8. サルーキ
- 特徴: 優雅でしなやかな体型
- 性格: 知的で穏やか、独立心が強い
- 根拠: サルーキはその優雅でしなやかな体型から貴族的な雰囲気を持ちます。古代エジプトでは高貴な犬種とされ、独立心が強く知的な性格が魅力です。富裕層にとって、その歴史と美しい外見がステータスを象徴します 。
- 平均購入費用:約20万円〜35万円
9. フレンチ・ブルドッグ
- 特徴: コミカルな顔立ちと短毛
- 性格: 愛嬌があり、社交的でフレンドリー
- 根拠: フレンチ・ブルドッグはそのコミカルな顔立ちと愛嬌のある性格から、多くの人に親しまれています。コンパクトで扱いやすい体型と社交的な性格が、都市部での生活に適しているため、富裕層の家庭でも人気です 。
- 平均購入費用:約15万円〜30万円
10. プードル(特にスタンダード・プードル)
- 特徴: カールした被毛と優雅な体型
- 性格: 知能が高く、訓練しやすい
- 根拠: プードルはそのカールした被毛と優雅な体型から、高貴な印象を与えます。特にスタンダード・プードルは知能が高く、訓練が容易で、富裕層の家庭でしばしば見られる犬種です 。
- 平均購入費用:約20万円〜40万円
平均購入費用の価格はあくまで参考であり、具体的な費用は購入先や犬の血統、品質によって異なる場合があります。また、犬を飼う際には購入費用だけでなく、維持費や医療費なども考慮する必要があります。
個人的には、一回のトリミング代が高いので、スタンダードプードルを飼っているご家庭は、お金持ちの印象が強いです。チャウチャウは、人生で二回しか生で見たことがありません!
珍しい犬種のメリットとデメリット
お金持ちは、珍しくて歴史ある犬種を好む傾向にありますが、一方でトリミングのケアや維持費が大変なのも事実です。例えば、ボルゾイはロシアの貴族に愛された歴史を持ち、その優雅でしなやかな体型が魅力です。
しかし、この犬種を飼うことには、専門的なケアや高い維持費が伴います。ボルゾイの長い被毛は定期的なブラッシングが不可欠であり、健康状態を維持するために栄養バランスの取れた食事が必要です。そのため、飼い主さんは、日常的な世話や費用面での負担も理解する必要があります。
では、珍しい犬種を飼うメリット・デメリットとはあるのでしょうか?
珍しい犬種のメリットとデメリット
長所:
- 珍しい犬種はユニークな外見や性格を楽しむことができ、飼い主さんの生活に新たな鮮やかさをもたらします。また、周りにいない希少性がある犬種のため人目を惹き、ステータスになります。
- 一部の珍しい犬種には、特定のスキルや能力が備わっており、特別な活動や競技に参加する楽しみがあります。
短所:
- 珍しい犬種は専門的なケアが必要であり、健康問題を抱えることがあるため、飼い主さんはその責任を理解し、対処する必要があります。
- 維持費は高額であり、また犬種によっては社会化が難しい場合があります。
- 珍しい犬種がゆえに、仲間が少なく悩みなどを共感できない場合があります。
このように、珍しい犬種を飼うことは、飼い主さんにとって魅力的な体験や満足感を提供しますが、同時に十分な準備と責任を求めます。珍しい犬種を飼う際には、性質やしつけ方法をよく勉強し、手に負えないときはトレーナーや専門家に相談しましょう。
SNSで同じ犬種仲間を見つけて、悩みを共有しあうのもいいかもしれません。
まとめ
お金持ちが犬種を選ぶ際には、見た目の美しさや性格の良さ、希少価値など様々な要素で選ぶ傾向にあります。個々のライフスタイルやトレンドに合わせて、最適な犬種を選ぶことが大切ですね。
平均購入額は、一般的な犬種とさほど変わらないですが、特殊な犬は母数が少ないため価値が高いといえます。お金持の人たちにとって珍しい犬種を飼うことは、一種の「ステータス」なのかもしれませんね。
街中で上記の犬種を見かけたら、「あっ!お金持ちの人が飼っている犬だ!」と心の中で呟いてみてくださいね。最後までお読みいただきありがとうございました☺