【リアルな体験談】トイプードルを飼って後悔したこと!対策もご紹介

愛くるしいトイプードルとの生活に憧れる人は多いですが、その実態は一筋縄ではいきません。トイプードルはその可愛らしさと賢さで人気がある一方で、後悔することもあります。

今回の記事では、トイプードルを飼う際に注意すべき点と、飼い主さんの体験を基に、予期せぬ後悔が生まれる理由や回避策を明らかにします。

生活を始める前に知るべきこと

トイプードルをおうちの一員に迎えるにあたって、まず知っておくべきなのは、「トイプードルがどんな犬種なのか」その特徴を理解することです。小さくてかわいらしい外見とは裏腹に、トイプードルは非常に賢く活動的な犬種で、飼い主さんとのコミュニケーションを何よりも大切にします。

1. 寂しがりや

トイプードルは「一人ぼっち」を非常に苦手とする性質を持っています。そのため、日中家族が留守であることが多い家庭の場合は、トイプードルが感じるストレスや不安を最小限に抑える工夫が必要です。

例えば、安心できるスペースを作る、留守番中に使用するおもちゃを用意する、そして帰宅した際にはしっかりと愛情を示すことで、トイプードルの心を安定させることができるでしょう。また、寂しがりやの性格を理解し、積極的にスキンシップを取りながら信頼関係を深めていくことが大切なのです。

2. お手入れは意外と大変

トイプードルは抜け毛が少ないとされる犬種ですが、その分、毛のお手入れには相応の手間がかかります。毎日のブラッシングが欠かせないことはもちろん、定期的なトリミングも必要となります。

特に、目周りや耳の毛は伸びやすく、放置すると視界を遮ったり、耳の病気の原因にもなるため注意が必要です。また、爪のカットや歯磨きなど、トイプードルの健康を守るためにも欠かせないケアがあります。このように手の込んだお手入れに時間を割く覚悟は必要でしょう。

3. 早期のしつけの重要性

トイプードルは非常に頭が良く、しつけが入りやすい犬種ですが、だからこそ幼少期からの正しいしつけが必要です。最初の数ヶ月は特に、トイレトレーニングや噛み癖、無駄吠えなどの基本的なしつけを行うことが重要で、この時期にしつけを怠ると後々大変な労力が必要になることもあります。

コミュニケーションを大切にしながら、愛情をもって一貫性のある指導を心がけることで、トイプードルとの生活はより豊かなものになるでしょう。

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飼い主さんが直面する共通の後悔

トイプードルを家族に迎えた飼い主さんが、時折感じる後悔とは、多彩な側面を持っています。一見愛らしさに満ちたトイプードルですが、その小さな体や愛嬌たっぷりの仕草に心奪われてしまうと、飼い始めてみて初めて気が付く問題に直面することがあるのです。

1. 散歩と活動量の不足

トイプードルは非常に運動を好む犬種であり、適切な活動量を確保することが不可欠です。しかし、その小さな体に騙されてしまって、「室内での遊びだけで十分」と考えてしまう飼い主さんが少なくありません。

外での散歩や活動を十分に行わないことで、トイプードルはストレスを抱えやすくなり、それが行動問題に繋がる場合もあるのです。適切な散歩は、犬の心身の健康を保つ上で極めて重要であり、散歩をさぼってしまったことで発生する問題に後悔する飼い主は多いと聞きます。

実際に、運動不足による肥満や心の問題は、トイプードルの生活において大きな課題となっているのです。

2. プロのトレーニングか自己流かのジレンマ

トイプードルのしつけにおいて、飼い主さんが悩むのは、「プロのトレーニングを利用すべきか、自己流でしつけを進めるべきか」という点です。

プロに委ねることで、時間の節約や効率的なトレーニングを期待できますが、費用がかかるというデメリットもあります。反対に、自己流でトレーニングする場合は、経済的な負担は軽くなりますが、そのやり方が犬にとって最適である保証はありません。

不適切なトレーニングは逆効果になりかねず、やがては飼い主さん自身が後悔する結果に繋がることも考えられます。しつけを担う大きな責任と、それに伴うストレスから後悔する飼い主さんは決して少なくなく、適切なトレーニングの選択はトイプードル飼育において重要な課題であると言えるのです。

ひろこ

しつけ教室や、犬の幼稚園、ドッグランなど、ほかの犬に触れ合うだけでも、社会性は身に付きますね。トレーナーさんにお願いするのも一つの手段ですが、色々なトレーナーさんがいるので要注意です!

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トイプードルを飼い始めた人たちのリアルな声

トイプードルとの生活は大きな喜びをもたらしますが、飼い始めた人たちからは様々なリアルな体験談が寄せられています。

トイプードルを家族の一員として迎えることで得られる喜びと同時に、思いもよらない苦労や後悔も存在します。将来のトイプードルオーナーに向けて、実際に飼い始めて分かるトイプードルとの生活の真実をお届けし、後悔しないための参考にしてください。

CASE1.ケアの時間が予想以上だった体験談

トイプードルの美しい毛並みは多くの人を魅了しますが、それを維持するためのケアには想像以上の時間と手間がかかります。飼い主さんたちは「ブラッシングだけでなく、トリミングやシャンプーも定期的に」と口を揃えますが、実際には毎日のブラッシングが欠かせないという声が多数。

特に、長時間留守番をさせる家庭では、毛玉ができやすいため、より細心の注意が必要であることが分かります。さらに、トリミングサロンに頻繁に行けない場合は自宅でのカットにも挑戦する必要があり、これが意外なストレスになることもあるようです。そのため、時間的な余裕と、手間を惜しまない覚悟が求められることが後悔の声として多く上がっています。

CASE2. しつけの難しさに直面したエピソード

トイプードルは非常に賢くしつけが入りやすいとされる一方で、その賢さゆえにしつけを怠ると反抗的な行動が見られることがあります。飼い主さんたちの声には「幼少期のしつけの重要性をもっと理解しておけばよかった」という後悔が多く含まれており、特にトイレトレーニングや無駄吠えの矯正に苦労した経験談が目立ちます。

また、一貫性のないしつけ方法が問題行動を助長してしまうことも多く、プロのトレーナーの助けを借りるべきだったという声も少なくありません。しつけにおいては、適切なタイミングと方法を見極めることが鍵となり、その点での後悔を防ぐためには、早期からの教育と、プロのアドバイスを積極的に取り入れる姿勢が求められるでしょう。

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トイプードル飼育で後悔しないために

これからトイプードルを迎えようと考えている方々が後悔しないためには、事前の準備と知識が欠かせません。愛らしい見た目に惹かれて勢いで飼い始めるのではなく、トイプードルの特性や必要なケアを十分に理解した上で迎え入れることが大切です。

次の項目では、トイプードルとの生活を充実させるための具体的なアドバイスや、後悔しないための心得を紹介します。

1. 知識を深めるための情報源

トイプードルの飼育に関する情報は、インターネットや書籍、専門家のアドバイスなど、さまざまな情報源から得ることができます。特に信頼性の高い情報源を選び、基本的な飼育知識からしつけのコツ、健康管理に至るまで幅広く学ぶことが重要です。

また、実際にトイプードルを飼っている人々の体験談や、専門家のアドバイスを聞くことで、より実践的な知識を得ることができます。地域のドッグトレーニング教室や動物病院で開催されるセミナーやイベントにも積極的に参加し、直接的なアドバイスを受けることも有効です。

2. トイプードルとの関わり方の工夫

トイプードルは人との関わりを非常に大切にする犬種です。そのため、飼い主さんとしては日常生活の中でどのように関わり合うかが鍵となります。適度な運動と遊びの時間を確保し、心身の健康を保つためのケアを怠らないようにしましょう。

また、愛情を持って一貫性のあるしつけを行うことが、トイプードルとの信頼関係を築くためには不可欠です。日常の小さな努力が積み重なることで、トイプードルとの豊かな生活が実現するのです。

3. 専門家の助けを積極的に取り入れる

トイプードルを飼育する中で、何か困ったことがあれば、遠慮せずに専門家の助けを借りましょう。獣医師やトレーナー、ペットシッターなど、プロフェッショナルのアドバイスを受けることで、問題を早期に解決しやすくなります。

特に初めて犬を飼う場合や、しつけに自信がない場合は、プロの手を借りることがトイプードルの健康と幸福につながる最善の方法です。事前に信頼できる専門家を見つけておくと、いざという時に安心です。

ひろこ

もし、迎え入れてどうしても自分には難しいと思うなら、早めに里親に出すことをおすすめします。トイプードルは、感受性が強いため、飼い主さんの感情を即座に読みとります。お互いの幸せのために、引き渡すことも一つの手段ですよ!

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まとめ

トイプードルとの生活は、無限の喜びをもたらす一方で、その裏には多くの責任とケアが必要です。トイプードルの特性を理解し、適切なケアとしつけを行うことで、飼い主さんとトイプードルの双方が幸せな生活を送ることができます。頭が良いゆえに、飼いづらい部分もありますが、工夫で回避できますよ。

飼い始めてからの後悔を防ぐためには、事前の準備と知識、そしてプロの助けを積極的に取り入れる姿勢が重要です。時には、身近な人に預かってもらい、飼い主さん自身もリフレッシュしてくださいね!

トイプードルを迎える前に、しっかりと準備を整え、トイプードルとの豊かな生活を楽しんでください。最後までお読みいただきありがとうございました☺

この記事を書いた人

トリマー ひろこ

大学卒業後、有名作家のもとでアシンスタントとして勤仕。数年後、昔から夢だったトリマーを目指し専門学校に入学。JKCトリマー・ハンドラー資格取得。トリミングサロン、動物病院、個人店経営の経験後、現在は母校の専門学校で運営の手伝いをしながら、記事を制作。18歳の息子をもつシングルマザー。