【可愛さ満点】マルチーズ×チワワのミックス犬「マルチワ」の魅力を大公開!

マルチーズとチワワのミックス犬、通称「マルチワ」は、小型犬の持つ愛らしさと個性的な魅力を兼ね備えた人気のデザイナードッグです。

今回の記事では、特徴や歴史、人気の理由、基本情報、毛色、性格など、マルチワワに関する情報を深掘りしてご紹介します。初めて知る方にもわかりやすく、親しみやすい内容でお伝えします。

マルチーズ×チワワのミックス犬とは?

マルチーズとチワワのミックス犬であるマルチワは、両親の犬種の特徴を受け継ぎながらも、一匹ごとに異なる個性を持っています。マルチーズの優雅で穏やかな性格や真っ白な被毛チワワの活発でエネルギッシュな性格、大きな目と丸い頭といった特徴が、それぞれの組み合わせで可愛らしい魅力を生み出しています。

例えば、マルチーズ寄りの子は毛が長く柔らかい絹のような被毛を持つことが多く、チワワ寄りの子は短毛でお手入れが簡単な場合があります。体型や性格も個々に異なるため、世界に一つだけの特別な愛犬として注目を集めています。

マルチワの歴史

マルチワは、比較的新しい歴史を持つミックス犬です。2000年頃にかけて、いわゆる「デザイナードッグ」として登場しました。この時期は、小型犬ブームの中で異なる犬種同士を掛け合わせた新しい犬種が次々と誕生した時代です。

特にマルチーズとチワワは、それぞれが古くから愛玩犬として人気を博していたため、その両者を掛け合わせることで「家庭犬として理想的な特性を持つ犬」を作り出すことが目的とされました。また、ミックス犬は一般的に遺伝的多様性が増えることで健康的になるとされており、その点も注目される理由の一つです。

マルチワが人気な理由

マルチワが人気の理由は、その小柄で愛らしい外見、飼いやすさ、そして個性豊かな性格にあります。まず、小型犬であるため飼育スペースが限られている都会の住宅でも飼いやすく、特にマンションやアパート暮らしの方に向いています。また、その体の小ささは外出時の持ち運びにも適しており、ペット用キャリーバッグで簡単に移動ができる点も大きなメリットです。

マルチワの愛らしい見た目も人気の大きな要因です。ミックス犬ならではの外見のバリエーションは、他の犬とは違った特別感を持ち、飼い主さんにとって「世界で一匹だけのパートナー」という感覚を強めます。毛色や被毛の質、体格などの違いがあるため、自分にぴったりの子を探す楽しみもあります。

マルチワは比較的しつけがしやすい犬種としても知られています。初めて犬を飼う方でも扱いやすい穏やかな性格を持つ一方で、遊び好きで活発な一面もあり、家族みんなで楽しむことができます。

ひろこ

マルチワワはそれぞれ異なる個性を持つため、性格や毛質を確認して自分に合った子を選びましょう。

マルチワワの基本情報

マルチワワの大きさは、体高が20〜25cm程度、体重は2〜4kgと非常に小柄です。そのため、室内での飼育にも適しています。寿命は約12〜16年と比較的長く、健康管理をしっかり行うことで、長い間一緒に暮らすことができます。

性格は穏やかで人懐っこい一方で、少し警戒心が強い一面もあります。早い段階で社会化を進めることで、よりフレンドリーな性格を育てることが可能です。

基本情報

項目詳細
サイズ20〜25cm(体高)
体重2〜4kg
寿命約12〜16年
毛色白、クリーム、ブラウン、ブラック、混色など
毛質短毛または長毛
性格穏やかで人懐っこいが、警戒心もある

マルチワの被毛と毛色の特徴

マルチワの被毛や毛色は、親犬の特徴を受け継ぐため非常に個性豊かです。マルチーズの純白で絹のような長毛を受け継ぐ場合もあれば、チワワの短毛でつややかな被毛が表れることもあります。中には、両方の特徴がミックスされた中程度の長さの毛質を持つ個体もいます。

毛色についても、白やクリーム、ブラウン、ブラックなど、多様なバリエーションが見られます。中には、白地にブラウンの斑点が入るなど、面白い模様を持つ個体もいます。このような個性豊かな外見は、飼い主さんにとって特別な喜びをもたらしてくれるでしょう。

被毛の種類によって、日々のお手入れの方法も変わってきます。特に長毛のマルチワワの場合は、毛玉を防ぐために毎日のブラッシングが欠かせません。一方で、短毛タイプは抜け毛が少なく、比較的簡単にお手入れができます。

マルチワの性格と行動

マルチワの性格は、両親であるマルチーズとチワワの特性をバランスよく受け継ぐ傾向があります。穏やかで人懐っこい一方で、少し警戒心が強く、知らない人や物音に敏感になることがあります。ただし、社会化トレーニングを早いうちに行うことで、こうした警戒心を和らげ、よりフレンドリーな性格を育てることができます。

マルチワは非常に賢く、基本的なコマンドを覚えるのが得意です。そのため、しつけもしやすく、家庭犬として非常に飼いやすい犬種と言えるでしょう。ただし、チワワ寄りの性格を持つ個体の場合、頑固な一面を見せることがあります。こうした場合には、根気よくしつけを行うことが大切です。

活発でエネルギッシュな面も持っており、遊ぶのが大好きです。体は小さくても運動量が意外と多いため、散歩や遊びの時間をしっかりと確保することで、健康的な毎日を過ごすことができます。

マルチワの価格相場と購入方法

マルチワを迎えるには、ペットショップやブリーダー、保護施設を訪れる方法があります。価格の相場は、15〜30万円程度とされており、個体の特徴や人気度によって異なります。特に、希少な毛色や理想的な外見を持つ個体は、価格がさらに高くなることがあります。

ブリーダーから迎える場合、親犬の健康状態や育てられている環境を直接確認できるのがメリットです。これにより、健康で幸せな生活を送れる犬を見つける可能性が高まります。一方、保護施設では、新しい家庭を必要とする犬と出会えるチャンスがあり、譲渡費用が抑えられる場合もあります。

マルチワの運動と散歩

マルチワは小型犬ですが、意外と活発でエネルギッシュな面を持っています。日常的な運動は、健康を維持するだけでなく、ストレスの軽減や問題行動の予防にも役立ちます。1日に2回、各20〜30分程度の散歩が理想的です。歩くペースは飼い主さんに合わせてゆっくりで構いませんが、時折早足にしたり、草むらを探索させたりすることで、より充実した散歩になります。

散歩以外にも、家の中でできる遊びを取り入れると良いでしょう。たとえば、ボールを投げて取って来させる遊びや、簡単なトリックの練習など、頭を使う遊びを取り入れることで精神的な刺激も与えられます。

運動不足の影響と対策

運動不足になると、マルチワはエネルギーを持て余し、吠えたり物をかじったりする問題行動が出ることがあります。また、体重が増えやすい傾向があるため、適切な運動を日々行うことが大切です。特に室内飼いが多い場合は、散歩以外に家の中で運動できる環境を整えるのも良い方法です。

ひろこ

雨の日や忙しい日には、室内で追いかけっこやおもちゃ遊びを取り入れることで、運動不足を解消できます。滑りやすい床の場合はマットを敷くなど、足腰に負担をかけない工夫も忘れずに。

マルチワの食事管理

マルチワは体が小さい分、食べる量も少なめですが、栄養バランスには特に気を配る必要があります。体重に合わせたカロリー計算が重要で、1日に必要なカロリーは約200〜400kcal程度が目安となります。市販の小型犬用ドライフードやウェットフードを選び、適切な量を与えましょう。

また、肥満になりやすい傾向があるため、おやつの与えすぎには注意が必要です。低カロリーのおやつや野菜(ニンジンやブロッコリーなど)を適量与えることで、健康を維持しやすくなります。

食事の頻度と注意点

子犬期には1日3〜4回、成犬になったら1日2回に分けて食事を与えるのが一般的です。一度に大量に食べると消化不良を起こす場合があるため、適量を守ることが大切です。また、歯が小さいため、固いフードをそのまま与える場合には、水やぬるま湯でふやかすなどの工夫も効果的です。

ひろこ

マルチワは好き嫌いが出やすいことがあります。食べ物に飽きてしまう場合は、フードに少し低脂肪のスープを混ぜたり、定期的に種類を変えたりすることで、食欲を刺激することができます。

マルチワのデメリット

マルチワワはその可愛らしさや飼いやすさで人気のある犬種ですが、一方で注意すべき点もあります。特に健康面やお手入れ、性格面での特徴を理解し、適切にケアすることが大切です。ここでは、マルチワワの飼育における注意点を詳しく解説していきます。

1.健康上の注意点

マルチワワは両親犬種の遺伝的な要素を引き継いでおり、それによって健康面で注意が必要な点もあります。たとえば、マルチーズ由来の膝蓋骨脱臼やチワワ由来の気管虚脱などが挙げられます。これらの症状は、小型犬全般に多いものですが、早期発見が重要です。普段から歩き方や呼吸の様子に気を配り、異常を感じた場合は早めに獣医師に相談するようにしましょう。

また、歯が小さいため歯垢や歯石が溜まりやすく、歯周病になるリスクがあります。定期的な歯磨きやデンタルケアを行うことで、これらのリスクを軽減できます。

2.被毛のお手入れの手間

長毛タイプのマルチワは、日々のお手入れが欠かせません。毛玉ができやすいため、毎日のブラッシングが必要で、特に耳や脇の下など毛が絡みやすい部分を重点的にケアする必要があります。一方で、短毛タイプでも抜け毛が発生するため、部屋の掃除をこまめに行う必要があります。

トリミングも定期的に必要で、月に1回程度プロのトリマーにお願いすることで、美しい見た目を維持できます。お手入れに時間や費用がかかることを理解しておくことが大切です。

3.神経質になりやすい一面

マルチワワは、警戒心が強い性格の子も多く、知らない人や環境に敏感になる場合があります。そのため、社会化トレーニングを子犬の頃からしっかり行うことが求められます。特に、人混みや新しい場所に慣れるよう、小さい頃から積極的にいろいろな経験をさせることがポイントです。

まとめ

マルチーズとチワワの長所を兼ね備えたマルチワは、その魅力的な見た目と個性的な性格で多くの人を惹きつけています。都会の生活環境にも適しており、初めて犬を飼う方にもおすすめの犬種です。

ただし、運動や食事管理、健康管理といった日々のケアが欠かせないため、責任を持って飼うことが大切です。デメリットも考慮しつつ、信頼できるブリーダーやペットショップ、保護施設からお迎えを検討し、マルチワとの素晴らしい生活を楽しんでくださいね!最後までお読みいただきありがとうございました☺

この記事を書いた人

トリマー ひろこ

大学卒業後、「走れ!T校バスケット部」作者のもと、アシンスタントとして勤仕。数年後、昔から夢だったトリマーを目指し専門学校に入学。JKCトリマー・ハンドラー資格取得。トリミングサロン、動物病院、個人店経営の経験後、現在は母校の専門学校で運営の手伝いをしながら、記事を制作。18歳の息子をもつシングルマザー。