ロングコートチワワの最新カット集!人気&可愛いスタイル7選

ロングコートチワワは、そのふんわりとした美しい被毛と、つぶらな瞳が魅力のとても愛らしい犬種です。中でも「ロングコートチワワのカットスタイル」は、飼い主さんのセンスや季節、愛犬の性格によって自由に楽しめるのが人気の理由。

最近では、SNS映えするスタイルや機能性を重視したカットまでバリエーションも豊かです。でも、可愛いからといって自由にカットして良いわけではありません。チワワの被毛には健康を守る役割もあるため、体調や毛質に配慮したスタイル選びがとても大切です。

今回の記事では、ロングコートチワワのカットは本当に必要なのか?という素朴な疑問から、今人気のカットスタイル7選、カット時の注意点や自宅でのお手入れ方法までを解説していきます。

ロングコートチワワにカットは必要?

ロングコートチワワは、その名の通り、長い被毛が特徴の犬種です。被毛の成長はゆっくりで、一定の長さで自然に止まることも多く、他の犬種のように頻繁な全身カットは必要ありません。

とはいえ、被毛が絡まりやすい箇所や、清潔に保ちたい部分は定期的にケアしてあげることが大切です。チワワはもともとカットの必要が少ない犬種と言われますが、毛玉の防止や清潔さを保つ目的での部分カットはとても有効です。

まずはロングコートチワワにとってどのようなケアが大切なのか、基本から確認していきましょう。

1.日常ケアの基本は「ブラッシング」

毎日のブラッシングは、毛玉やもつれを防ぎ、皮膚の血行を促す効果もあります。特に、耳の裏、脇の下、しっぽの付け根などは毛が絡まりやすいので、念入りにチェックしましょう。

2.シャンプー&トリミングの頻度

シャンプーは月に1〜2回が目安です。皮膚が敏感な子や、乾燥しやすい季節はシャンプーの頻度を少し控えめにしてもOK。トリミングは、毛量や季節によって調整しましょう。特に毛が多い子や換毛期には、こまめなカットで清潔感を保てます。

ひろこ

ブラッシングを嫌がる子には「ご褒美作戦」がおすすめ。おやつや優しい声かけで、ケアの時間を楽しい習慣にしてあげましょう。

人気のロングコートチワワのカットスタイル7選

ロングコートチワワのカットスタイルは、とにかくバリエーション豊富!ここでは、定番から個性的なものまで、人気のスタイルを7つご紹介します。愛犬にぴったりのカットがきっと見つかるはずです。

1. ナチュラルカット

ナチュラルカットは、自然な被毛の流れを活かしつつ、毛先だけを整えるスタイル。ロングコートチワワ本来の魅力を引き立てる、飽きのこない仕上がりで、初心者の飼い主さんにも人気があります。ロングコートチワワ本来の魅力を大切にしたい方におすすめ。余計なカットをせず、自然な被毛を整えることで、優雅な印象をキープできます。

2. サマーカット

暑い季節にぴったりの短めスタイル。涼しげな見た目で、毛玉予防にも役立ちます。全体的に短くカットすることで、熱がこもりにくくなり、蒸れや皮膚トラブルの予防にもつながります。ただし、短くしすぎると紫外線の影響を受けやすくなるので注意しましょう。

ひろこ

夏のカットは、体温調節しやすいように「短すぎず、長すぎず」が理想。肌がうっすら見える程度が安心です。

3. アンチエイジングカット

全体的に丸みを持たせ、子犬のような可愛らしさを引き出すスタイル。シニア犬でも若々しい印象になり、写真映えも抜群です。年齢を重ねた愛犬にもぴったりの、若々しさを演出できるカットです。まるっとした輪郭に整えることで、子犬のような表情に仕上がります。

4. 豆柴風・タヌキ風・ミッキーマウス風カット

見た目のインパクト大!耳の形や毛のボリュームを活かして、豆柴風・タヌキ風・丸耳のミッキーマウス風に仕上げるスタイルは、他のチワワと差をつけたい飼い主さんにおすすめです。

5. ライオンカット

首まわりにたてがみのように毛を残し、体は短めに仕上げるカット。小さなライオンのようなルックスがユニークで、夏のカットとしても人気があります。

6. ハンサムカット

顔まわりや耳をシャープに整えたクール系のスタイル。男の子のチワワに人気で、スッキリとした印象が特徴です。顔まわりをすっきり整えることで、クールな雰囲気が引き立ちます。

7. パピヨン風カット(アートカット)

まるで、パピヨンみたいに耳や胸の毛をふんわり残してエレガントな雰囲気に仕上げるカット。顔まわりを華やかに見せたいときや、小顔効果を狙いたいときにぴったりです。

ロングコートチワワのカット時の注意点と自宅ケアのコツ

ロングコートチワワのカットは、見た目の可愛さを引き出すだけでなく、毛玉や皮膚トラブルの予防にもつながる大切なケアです。特に豊かな被毛をもつロングコートチワワには、カットの際に押さえておきたいポイントがあります。ここでは、安全なカットのための基本と、自宅での簡単ケア方法をご紹介します。

1. 専用の道具でチワワに優しいカットを

ロングコートチワワの細く柔らかい毛に合ったペット専用のカットバサミやスキばさみを使用しましょう。耳の飾り毛やお尻まわり、前胸などの毛量が多い部分は、毛玉になりやすいため丁寧に整える必要があります。

2. スタイルに合わせた道具選びを

自然な仕上がりを目指す「ナチュラルカット」や「タヌキ風カット」にはスキばさみがぴったり。シャープに整える「ハンサムカット」や「ライオンカット」にはストレートバサミが向いています。

ひろこ

チワワの足裏は毛が伸びやすく、滑りやすくなる原因に。まずは足裏カットから始めると、愛犬にも飼い主さんにも安心です。

3. カット後はしっかり乾かすのが基本

ロングコートチワワは毛が密なため、乾かし残しがあると皮膚トラブルにつながることも。ドライヤーは根元から風をあてて、低温でじっくり乾かしましょう。ブラシを使いながら毛流れを整えると、仕上がりもキレイです。

4. 健康チェックもカットタイムに

毛で隠れがちな耳の内側やお腹まわり、肛門まわりも、カットやブラッシングのタイミングでチェックを。赤み・湿疹・ノミの有無などを見つけやすくなります。定期的なケアで健康維持にもつながります。

まとめ

ロングコートチワワのカットは、愛犬の魅力を引き出すだけでなく、健康を守るためにも欠かせない大切なケアです。ナチュラルカットからサマーカット、個性的なアートカットまで、選べるスタイルは多彩です。

でも、短くしすぎると皮膚を守る被毛の役割が失われてしまうことも。カットの際はトリマーや獣医師と相談し、愛犬の体質や生活スタイルにぴったり合った長さやスタイルを選んでくださいね。

そして何より、毎日のブラッシングと定期的なケアを通して、愛犬との絆もぐっと深まります。可愛く、健康に、快適に過ごすために、カットスタイルにも優しさを込めてあげましょう。最後までお読みいただきありがとうございました☺

この記事を書いた人

トリマー ひろこ

大学卒業後、「走れ!T校バスケット部」作者のもと、アシンスタントとして勤仕。数年後、昔から夢だったトリマーを目指し専門学校に入学。JKCトリマー・ハンドラー資格取得。トリミングサロン、動物病院、個人店経営の経験後、現在は母校の専門学校で運営の手伝いをしながら、記事を制作。18歳の息子をもつシングルマザー。