悪質ブリーダーにだまされない!見極め方とポイントを伝授!

愛犬との幸せな生活を始めるには、信頼できるブリーダーから犬を迎えることが何よりも大切です。しかし、悪質なブリーダーに出会ってしまうと、犬の健康や生活に大きなリスクを背負うことになりかねません。

今回の記事では、悪質ブリーダーにだまされないための見極め方とポイントをご紹介いたします。ポイントを理解し、注意深く観察することで、安全で質の高いペットライフを手に入れましょう。

悪質ブリーダーの特徴とは?

悪質ブリーダーは、利益を最優先します。悪質ブリーダーの犬や猫の健康状態や生活環境は、劣悪なことが多いです。そのため、適切なケアや必要な栄養を摂ることができません。また、繁殖に用いる親動物に対しても無理な交配を繰り返し、遺伝的な病気や問題が発生しやすくなります。こうした悪質ブリーダーは、動物の福祉を全く考慮しないため、購入者や動物にとって多くの問題を引き起こします。

1. 販売許可の確認方法

良心的なブリーダーを見極めるためには、まず販売許可の確認が重要です。犬猫の販売許可は、各都道府県で登録が必要です。また、許可を持つブリーダーは、動物愛護管理法に基づいて活動しています。

一方、悪質なブリーダーは、許可がなく法を無視しています。したがって、犬や猫を購入する際は、必ずブリーダーの販売許可番号を確認しましょう。また、訪問して実際の環境や動物の状態を確認することも大切です。信頼性のあるブリーダーは、透明性と誠実さを持って対応します。

2. 繁殖方法に潜む危険性

繁殖方法にはさまざまな危険性が潜んでいます。過度な繁殖は、動物の健康に悪影響を及ぼします。悪質なブリーダーは、利益を追求するために無理な繁殖を行います。その結果、親動物は体力を消耗し、仔動物には遺伝的な問題が頻発します。

適切な繁殖を行うためには、健康状態を確認し、必要な間隔を置いて繁殖させることが重要です。これにより、元気で健康な仔動物が生まれるのです。

3. 遺伝病を見極める方法

遺伝病を見極めるための方法は、いくつかあります。まず、血統書の確認が必要です。血統書に遺伝病の記載がある場合があります。次に、ブリーダーから遺伝病検査の結果が提供されることも重視されます。それに加えて、親動物の健康状態や過去の繁殖歴も確認すべきです。また、獣医師による健康診断を受けることも欠かせません。複数の方法を併用して、遺伝病をしっかりと見極めましょう。

ひろこ

無許可や趣味に一環で営業しているブリーダーさんは意外と多いです!そういうところは、何かあったときに、責任を取ってくれない可能性が高いので気を付けましょう!

関連記事:知っておきたい!【寿命が短い犬種6選】とその理由!

ブリーダー訪問時に確認すべきポイント

ブリーダーを訪問する際には、いくつかの重要なポイントを確認することが基本です。まずは、衛生管理がどうなっているかや、飼育環境の整備具合をチェックしてください。また、犬舎の設備も見逃せません。それぞれの要素をしっかりと見極めることで、健康で幸せな犬を迎える準備が整うでしょう。しっかりと見学し、質問を積極的に行いましょう。

1. 衛生管理の状況

衛生管理がしっかりしているかどうかは、犬の健康を左右する大切な要素です。ケージが清潔であるかを確認しましょう。次に、トイレの清掃状況を見てください。日常的に適切な掃除が行われていることが重要です。

さらに、床材や壁の汚れ具合もチェックすることがポイントです。消毒や洗浄が適切にされているかどうかを尋ねることも忘れずに行いましょう。病気のリスクを最小限にするための対策が施されているかをよく見てください。

ブリーダー自身も清潔な服装であるかを見逃せません。ブリーダーの衛生意識が高いかどうかが、全体の衛生管理への取り組みを示しています。それは非常に大切なことです。

2. 飼育環境のチェックポイント

まず、犬が過ごすスペースが十分であるかを確認します。狭いとストレスが溜まる可能性があります。遊び場も見て、適度な運動ができる環境かをチェックします。次に、温度や湿度の管理が適切であるかを確認することが大切です。適切な環境であるかどうかが、犬の健康に大きく影響するからです。

また、犬がどのようなベッドやおもちゃを使っているかも見てください。これらが清潔で安全なものであるかがポイントです。犬が快適に過ごせる環境が整っているか、十分に確認しましょう。

さらに、食事の管理も見逃せません。餌の種類や量が適切であるかを、実際に確認することが重要です。水の供給も定期的に行われているかを見て、全体的に犬が健康に過ごせる環境であるかを確認していきます。

3. 犬舎の設備とケアについて

犬舎の設備は、犬の健康に直接影響します。まず、犬舎の広さや形状が適切であるかを確認します。また、定期的にメンテナンスが行われていることも大切です。

エアフローや換気の状態も確認してください。新鮮な空気が行き渡る環境が整っていることが重要です。そして、犬舎の温度管理が適切であるかについても尋ねることを忘れずに行いましょう。

ひろこ

ブリーダーの家や犬舎の中が清潔であることが大前提です。不衛生な環境のところは危険です!

関連記事:ペットショップに行く前に知ってほしい!トイプードルが保護犬になりやすい理由とは?

犬購入前に知っておきたいこと

犬を購入する前に、いくつか知っておきたい大切なポイントがあります。犬は一生涯のパートナーとなるため、事前にしっかりと準備をすることが重要です。この記事では、犬を購入する前に確認すべきリスト、健康診断の重要性、そして登録証の有無について詳しく説明します。これらの要点を押さえることで、より健全で幸せな犬との生活を送ることができるでしょう。事前準備を怠らず、最高の環境を用意しましょう。

1. 購入前確認リスト

まず知っておきたいのは、犬を迎える際に必要な品物のリストです。ベッド、トイレ、餌や水のボウル、適切な餌などがあります。また、予算も考慮しましょう。初期費用だけでなく、餌代や医療費も毎月必要です。さらに、飼い主自身の生活スタイルも大事です。犬 の世話に時間を割けるかどうかを確認してください。

次に、家族全員の同意を得ることも重要です。犬を迎えることは家族全員に影響を与えるため、全員が賛成しているか確認しましょう。そして、近くの動物病院を探しておくことも忘れないようにします。

最後に、犬種の特徴を理解しておきましょう。各犬種には独自の性格や運動量、健康問題があります。これらを理解し、自分のライフスタイルに合った犬種を選ぶことが重要です。適切な準備を行うことで、犬との生活をスムーズに始めることができます。

2. 健康診断の重要性

犬を購入する前に健康診断を受けることは非常に重要です。まず、健康診断によって犬の健康状態を把握できます。病気や遺伝的な問題がないかを確認することが目的です。

次に、ブリーダーが信頼できるかどうかを判断する手がかりにもなります。信頼できるブリーダーは、健康診断の結果を提供することに抵抗がありません。また、必要な予防接種が行われているかどうかも確認します。

さらに、獣医師との関係を築くことも大切です。健康診断を通じて信頼できる獣医師を見つけることで、将来的な健康管理がスムーズに行えます。犬の健康を守るために、必ず健康診断を受けさせることを忘れないようにしましょう。

3. 登録証の有無を確認する

犬の登録証は、正規のブリーダーから購入する際の重要な証明書です。まず、血統書の有無を確認します。血統書は、犬の血統を証明するもので、信頼性の高いブリーダーからの購入を示しています

次に、ワクチン接種の証明書も確認します。これにより、必要な予防接種が適切に行われていることが確認できます。また、マイクロチップの登録証も重要です。マイクロチップは、犬が迷子になった際の身元確認に役立ちます。

さらに、健康診断の結果も確認することが大切です。信頼できるブリーダーは、健康診断の結果を提供します。これらの登録証を確認することで、安心して犬を迎えることができます。

ひろこ

それぞれの証明書は必ず確認してください!証明書を発行したり、渡してくれないブリーダーは怪しいですよ!

関連記事:一秒でも一緒にいたい!長生きする小・中・大型犬種とは?

まとめ

悪質なブリーダーにだまされないためには、注意深く観察し、必要な情報を確認することが重要です。販売許可の確認や、繁殖方法、遺伝病の見極め、衛生管理の状況、飼育環境のチェック、犬舎の設備など、さまざまなポイントを押さえましょう。

さらに、購入前には確認リストを作成し、健康診断や登録証の有無もチェックしてください。これらの対策を講じることで、健康で幸せな犬との生活を楽しむことができるでしょう。最後までお読みいただきありがとうございました☺

この記事を書いた人

トリマー ひろこ

大学卒業後、有名作家のもとでアシンスタントとして勤仕。数年後、昔から夢だったトリマーを目指し専門学校に入学。JKCトリマー・ハンドラー資格取得。トリミングサロン、動物病院、個人店経営の経験後、現在は母校の専門学校で運営の手伝いをしながら、記事を制作。18歳の息子をもつシングルマザー。