【飼い主が大好き】犬が好きな人にとる行動7選!その心理とは?

犬は、長い間人間の最も忠実な伴侶として知られており、その行動は単なる本能的な反応ではなく、深い感情や信頼を反映しています。特に、犬が特定の人に対して示す行動は、その人との、絆や愛情を物語る重要なサインです。今回の記事では、犬が好きな人にとる7つの行動と、その背後にある心理について詳しく解説していきます。

1.尾を振る

犬の尾振りは、感情を示す非常に明確なサインです。しかし、尾の振り方によってその意味が異なります。犬が好きな人に対して尾を振るとき、特に注目すべきは尾の振り方です。もし尾を激しく左右に振る場合、これは喜びや興奮の表れです。再会の喜びやその人との強い絆を示しており、犬がその人に対して深い感情を持っていることを意味します。

また、尾の振り方が全身に連動する場合、その人に対して非常に強い信頼と親しみを感じている証拠です。このような尾振りは、犬がその人と過ごす時間を心から楽しんでいることを示しています。

さらに、犬が尾を振る速度や角度も重要です。ゆっくりとした尾の振りはリラックスしている状態を示し、犬がその人と一緒にいるときに感じる安心感を反映しています。一方で、尾を高く振ることは、自信や興奮を示すことが多く、その人との関係がポジティブであることを意味します。

2. 体を寄せる

犬が体を寄せる行動は、単なる物理的な接触以上の意味があります。犬が自分から進んで体を寄せてくるとき、それは、その人に対する深い信頼と安心感を示しています。犬は群れで生活する動物であり、群れのメンバーと体を寄せ合うことで安全感を得ます。同じように、犬が好きな人に体を寄せることで、その人に対する強い絆を感じているのです。体を寄せることで、犬はその人との関係が安定していると感じ、心地よいと感じています。

また、体を寄せる行動には、犬がその人に対して保護や安心感を求めている場合もあります。犬が体を寄せてくることで、その人に対して「自分を守ってくれる存在」としての期待感を示しているのです。これは、特に不安や緊張を感じているときに見られる行動であり、その人が犬にとって大切な存在であることを示しています。

3. 目を合わせる

犬が人間と目を合わせる行動は、感情的な結びつきを示す重要なサインです。犬が飼い主さんや信頼する人と目を合わせると、脳内でオキシトシンと呼ばれる「愛情ホルモン」が分泌されます。これは、人間の母子関係でも見られるホルモンであり、犬と人間の間に深い絆を形成する要因です。犬があなたと頻繁に目を合わせることは、あなたを深く信頼し、愛している証です。

また、犬が目を合わせる際には、その人に対して感謝や尊敬の気持ちを示す場合もあります。目を合わせることで、犬はその人とのコミュニケーションを深めようとしており、感情の共有を図っています。この行動は、犬がその人との関係を大切に思っていることを示しています。

4. おもちゃや食べ物を持ってくる

犬が自分のお気に入りのおもちゃや食べ物を持ってくる行動は、信頼の表れです。犬は自分の大切なものを他者に見せることで、その相手との絆を確認しています。特に、犬がその行動を好きな人に対して行う場合、それは「あなたを信頼している」というメッセージです。犬にとって、おもちゃや食べ物は単なる物ではなく、愛情や信頼を示す重要な手段です。

また、犬が自分の大切なものを持ってくることは、その人と共有したいという気持ちを表しています。これは、犬がその人と一緒に楽しみたい、あるいはその人に対して感謝の気持ちを示したいと考えている証拠です。この行動を通じて、犬はその人との関係をさらに深めようとしています。

ひろこ

犬は言葉を話せない分、目や体のボディーランゲージを使って愛情を表現しますよね。私たち飼い主も、その愛情に応えるために、愛犬の行動をしっかりと見守りたいものです。日々の些細な仕草や表情に注意を払い、愛犬とのコミュニケーションを大切にしましょう。

5. ついて回る

犬が特定の人に、ついて回る行動は、単なる好奇心や保護を求める行動以上の意味があります。犬は群れで生活する動物であり、信頼するリーダーや仲間について回ることで、安心感を得ます。特に、犬が自発的に好きな人について回る場合、その人を「リーダー」として認識し、その人と一緒にいることで安心し、幸福感を感じています。

さらに、犬がついて回る行動は、犬がその人と過ごす時間を楽しんでいることを示します。犬はその人の存在を心地よいと感じており、その人と一緒にいることで安心感や幸福感を得ているのです。この行動は、犬がその人との関係を深めたいという気持ちの表れでもあります。

6. 寄り添って眠る

犬が人間に寄り添って眠る行動は、その人に対する信頼と安心感を示します。犬は非常に敏感な動物であり、危険を察知する能力が高いため、通常は警戒心を持っています。しかし、信頼する相手と一緒にいるときは、安心して眠ることができます。この行動は、犬がその人を完全に信頼し、身を任せることができることを示しています。

また、寄り添って眠ることは、犬がその人との関係を深めたいという気持ちの表れでもあります。犬は、飼い主さんとの密接な関係を築くために、寄り添って眠ることでその絆を確認しています。これは、犬がその人に対して深い愛情と信頼を抱いている証拠です。

7. リラックスした姿勢を見せる

犬がリラックスした姿勢を見せる行動は、その人に対する強い信頼と安心感を示します。犬が自分のお腹を見せたり、全身をリラックスさせた姿勢をとることは、完全に無防備な状態を意味します。これは、犬がその人に対して全幅の信頼を寄せているからこそできる行動です。犬は本能的に警戒心を持っていますが、その信頼する相手に対しては、このような無防備な姿勢を見せることができます。

さらに、リラックスした姿勢は、犬がその人との関係を心から楽しんでいる証でもあります。犬がリラックスしているときは、その人との関係が安定していると感じており、心地よさを感じています。この行動は、犬がその人との関係を深めたいと考えていることを示しています。

まとめ

みなさんの愛犬は、これらの行動をとりますか?犬が見せる行動には、私たちが想像する以上に深い意味が込められています。特定の人に対して示す行動は、愛情や信頼、そして安心感の表れです。これらの行動を理解することで、犬との絆をさらに深めることができるでしょう。

犬は言葉を持たない代わりに、その行動を通じて私たちに感情を伝えています。犬があなたに示す行動を観察し、その裏にある感情を理解することで、より深い関係を築くことができるのです。犬とのコミュニケーションを深めるためには、行動をよく観察し、その意味を理解することが重要です。そして、犬が示す愛情や信頼に応えることで、より強い絆を築いていくことができるでしょう。最後までお読みいただきありがとうございました☺

この記事を書いた人

トリマー ひろこ

大学卒業後、「走れ!T校バスケット部」作者のもと、アシンスタントとして勤仕。数年後、昔から夢だったトリマーを目指し専門学校に入学。JKCトリマー・ハンドラー資格取得。トリミングサロン、動物病院、個人店経営の経験後、現在は母校の専門学校で運営の手伝いをしながら、記事を制作。18歳の息子をもつシングルマザー。