【重要】犬の足拭き時に気をつけたいポイントとは?

愛犬の健康を守るためには、毎日のお手入れが欠かせませんね。特に外から帰ってきた後の足拭きは、シンプルでありながらとても重要なケアの一つです。

今回の記事では、犬の足拭きに関する基本的な知識から、足の汚れが原因で発生する病気に関する注意点まで、幅広くご紹介しています。道具の選び方やお手入れの手順、乾燥対策についても丁寧に解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。愛犬の健康を守るために、毎日のケアにぜひ役立ててみてください。

犬の足拭きお手入れの基本

散歩や外出から帰ってきた時は、愛犬の足をしっかり拭いてあげることが大切です。特に雨の日や泥道を歩いた後は、足に泥や汚れ、そして雑菌がたくさんついていることが多いです。毎日少しの時間を使って足をきれいにしてあげることで、病気や感染症のリスクを大きく減らすことができます。また、足の裏や指の間に異常がないかも一緒にチェックしてあげると、早めにトラブルを発見できるので安心です。特に高齢の犬や皮膚の敏感な犬は、優しく丁寧にケアしてあげるとより健康的に過ごせます。

1. 犬の足拭きに必要な道具

足拭きには、まず柔らかい布やタオルを用意しましょう。これを使うことで、犬の足を傷つけずに優しく拭くことができます。さらに、ペット用のウェットティッシュや専用の足拭きシートを使うと便利です。必ず、ノンアルコールの物を使用してください。

足の汚れが気になる場合は、ぬるま湯で軽く洗ってあげるといいですね。週に一度は犬用の足洗いソープを使って、しっかりと足の裏まで洗い流してあげましょう。爪切りや爪やすりも定期的に使って、爪が伸びすぎないようにチェックすることも忘れないようにしてください。

ひろこ

爪が伸びすぎると、犬の歩行に影響が出たり、爪が割れる原因にもなります。月に一度くらいは、こまめに爪のチェックをすることをおすすめします。

2. 簡単な足拭きの手順

まずは足の状態をよく確認して、異物や汚れがないかチェックしましょう。湿らせたタオルやウェットティッシュで、指の間や足の裏を優しく拭いていきます。強くこすらず、そっと汚れを取るのがポイントです。

特に砂や泥が入り込みやすい指の間は、しっかり拭いておくことが重要です。もし汚れが落ちにくい場合は、ぬるま湯やペット用ソープを使って軽く洗い、その後しっかりと乾かしてあげましょう。

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足の裏や指の間は汚れがたまりやすいので、こまめに拭いてあげる習慣をつけましょう。特に湿り気のある日はしっかり乾かして、雑菌の繁殖を防ぐことが大切です。

3. 足拭きでよくある間違い

よくある間違いの一つは、強くこすりすぎてしまうことです。犬の皮膚はとてもデリケートなので、力を入れすぎると炎症や傷の原因になることがあります。また、人間用のシャンプーを使ってしまうことも注意が必要です。

犬の皮膚は人間よりも薄く、乾燥しやすいため、必ず犬専用のシャンプーやソープを使いましょう。さらに、足を洗った後にしっかり乾かさないで放置すると、雑菌が繁殖しやすくなり、感染症のリスクが高まることもあります。

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足を洗った後は、タオルでしっかり乾かすことを忘れずに。湿った状態だと雑菌が増えやすいので、特に雨の日のケアには気をつけましょう。

足拭きの頻度について

では、どのくらいの頻度で犬の足を拭くのがベストなのでしょうか?基本的には、散歩のたびに拭いてあげるのが理想です。散歩後は外の泥やほこり、花粉、アレルゲンなどが足に付着している可能性があるため、その日のうちに汚れを落としてあげることで健康を守ることができます。雨の日や泥道を歩いた日には、特に入念に足を拭く必要があります。

また、毎日散歩をしない場合でも、週に一度は足や爪の状態をチェックして、汚れがたまっていないか確認しましょう。特に爪の間や指の間は汚れがたまりやすいため、定期的なお手入れが重要です。

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足拭きは犬にとってはリラックスできる時間にもなります。優しく声をかけながら、ゆっくりとした動作でケアしてあげると、愛犬もストレスなくお手入れが受けられますよ。

足拭き時のポイント

犬の足を拭くときには、いくつかポイントがあります。まず、肉球の間に汚れがたまりやすいので、そこをしっかり拭いてあげることが重要です。足の裏全体も丁寧に拭き残しがないようにしましょう。そして、足の乾燥を防ぐためにも優しく拭くことが大切です。こまめなケアをすることで、愛犬の健康を保つことができます。

1. 肉球の拭き方

肉球のケアは特に大切です。柔らかい布や専用の足拭きシートを使って、優しく拭いてあげましょう。粗い素材のタオルは避け、柔らかく滑らかな素材を選ぶのがポイントです。

また、拭く際は軽く押しながら汚れをしっかり取ると効果的です。拭き終わった後は、水分が残らないようにきちんと乾かし、必要であれば肉球専用の保湿クリームを使ってあげると、乾燥を防げます。

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乾燥しがちな肉球には、保湿クリームを使うのがおすすめです。特に冬場は乾燥しやすいので、こまめな保湿で健康を守りましょう。

2. 足の乾燥を防ぐコツ

足が乾燥しないようにするためには、まず優しく扱うことが大切です。ゴシゴシと強くこすると皮膚が傷つき、乾燥しやすくなります。拭き終わった後に保湿クリームを塗ることで、乾燥を防ぎ、足の健康を保てます。また、食事もバランスよく与えることで、全身の皮膚の健康をサポートすることができます。

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足の乾燥は、季節の変わり目に特に注意が必要です。秋から冬にかけては、乾燥しやすくなるので、日々の保湿を心がけてください。

3. 足の汚れをしっかり取るコツ

汚れがひどい場合は、足をぬるま湯で軽く流してから拭き取ると効果的です。ぬるま湯を使うことで、汚れが浮き上がりやすくなり、よりスムーズに清潔にできます。しっかり乾かした後、汚れや異物が残っていないか最終チェックをすることで、トラブルを未然に防げますよ。

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散歩後の足拭きは、その日のうちに行いましょう。放置すると汚れが固まったり、細菌が繁殖しやすくなります。

まとめ

愛犬の足拭きは、健康管理において非常に大切な日常のケアのひとつです。特に、散歩後には足に泥や花粉、雑菌が付着していることが多いため、その都度しっかりと拭いてあげることが重要です。足の汚れをそのままにしておくと、皮膚トラブルや感染症の原因になることもあります。

柔らかいタオルや専用のウェットティッシュで優しく拭き、肉球や指の間も忘れずにチェックしましょう。足拭きは単なる清潔を保つための行為だけでなく、愛犬とのコミュニケーションの時間にもなります。日常のケアを通じて、愛犬との信頼関係を深めていくことも忘れないでくださいね。

最後に、足拭きの頻度についても意識して、適切なケアを心がけましょう。散歩のたびに拭いてあげるのが理想ですが、忙しい日でも最低限、週に一度は足や爪の状態をチェックしてあげることをおすすめします。愛犬の健康を守るために、毎日の足拭きを習慣にしていきましょう。最後までお読みいただきありがとうございました☺

ひろこ

足拭きを嫌がる犬には、最初は少しずつ慣れさせてあげるとよいですよ。おやつをあげながらやさしく声をかけ、リラックスできる環境で行うと、徐々に足拭きが楽しみな時間になるかもしれません。

この記事を書いた人

トリマー ひろこ

大学卒業後、「走れ!T校バスケット部」作者のもと、アシンスタントとして勤仕。数年後、昔から夢だったトリマーを目指し専門学校に入学。JKCトリマー・ハンドラー資格取得。トリミングサロン、動物病院、個人店経営の経験後、現在は母校の専門学校で運営の手伝いをしながら、記事を制作。18歳の息子をもつシングルマザー。