ストレスを軽減する!猫の出張トリミングとは?

猫を飼っている飼い主さんにとって「ブラッシング」は大切な日常の一部です。しかし、猫のトリミングは簡単な作業ではありません。最近では猫の出張トリミングが人気を集めています。今回の記事では「猫の出張トリミング」に焦点をあて、メリットとデメリットについて解説していきます。

猫のトリミングは必要?

猫のトリミングは、長毛種なら定期的なお手入れが必要になりますが、短毛種は基本的に必要はありません。では、猫のトリミングをした場合に考えられるメリット・デメリットとはなんでしょうか?

猫の出張トリミングメリット・デメリット

実際に猫を出張トリミングに出したときの、メリット・デメリットについて以下にまとめました。

メリット】

  1. ストレスの軽減: 猫は新しい場所や他の動物との接触を好まないことがあります。出張トリミングサービスでは、猫が自宅の安心した環境でトリミングを受けることができるため、猫のストレスを軽減することができます。
  2. 便利さ: 飼い主が猫を連れてトリミングサロンに行く必要がなくなります。トリマーが自宅に訪れるため、移動の手間が省けます。
  3. 個別対応: 出張トリミングサービスでは、トリマーが猫の性格や健康状態に合わせて、個別にケアを提供します。これにより、猫が最適なケアを受けることができます。
  4. 時間の節約: 自宅でトリミングを受けることで、待ち時間や移動時間を節約することができます。

デメリット】

  1. 料金: 出張トリミングサービスは、通常のトリミングサロンよりも料金が高い場合があります。出張にかかる移動費やサービスの手配費用が加算されるためです。しかし、その価値は猫と飼い主さんのストレスを軽減できることにあります。
  2. 予約の取りにくさ: 人気のあるトリマーは予約が混み合うことがあります。そのため、予約を取るのに時間がかかることがあります。
  3. 設備の制限: トリミングサロンに比べて、出張トリミングサービスでは利用できる設備が限られています。特定のトリミング作業や処置を行う場合、トリマーが持参する機器や設備に制約があることがあります。

以上が、猫の出張トリミングを利用するメリット・デメリットになります。猫は犬よりも警戒心が強く、怖がりです。また、猫は自由を好む動物であり、身体の一部を制限されることや拘束されることに抵抗を示すことがあります。トリミング中にしばり付けられたり、抱かれたりすることで不快感を示すことがあります。

ひろこ

動物病院では、猫に麻酔をかけてトリミングすることが多いですよ。犬よりも暴れてしまうので、麻酔をかけてトリミングをしたほうが安全ではあります。しかし、麻酔をかけることに抵抗がある飼い主さんもいますよね。獣医師とよく相談して決めましょう!

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利用する価値

猫の出張トリミングサービスは、飼い主さんと猫の両方にとって多くの利点があります。特に以下のような場合にはその価値が高まります。

  • 猫が新しい環境や他の動物との接触に不慣れな場合
  • 飼い主が忙しく、トリミングのための時間を確保しにくい場合
  • 猫が車に乗ることや外出することを好まない場合
  • 麻酔をかけてのトリミングは負担だと考える場合
  • ペットサロンに出したけど断られた場合

猫の出張トリミングサービスは、飼い主さんと猫の両方にとって便利で価値のあるサービスです。猫のストレスを軽減し、飼い主さんの負担を軽減しながら、より個別化されたケアを提供することができます。

猫の性質と特徴を考えるなら、出張トリミングサービスはベストな選択肢です。猫がストレスを感じることなく、自宅でリラックスした状態でトリミングを受けられることは、飼い主さんにとっても大きな安心感と満足感をもたらします。

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まとめ

今回の記事では「猫の出張トリミング」に焦点をあて、メリット・デメリットについてお伝えしました。猫は犬ほど頻繁にシャンプーをしなくても大丈夫なペットです。長毛種の場合は、定期的なブラッシングをしないと毛玉の原因となるので気をつけましょう。

最近では猫のトリミングに特化したサロンもありますよね。今後は、猫の出張トリミングサービスも増えていくかもしれませんね。最後までお読みいただきありがとうございました☺️

この記事を書いた人

トリマー ひろこ

大学卒業後、「走れ!T校バスケット部」作者のもと、アシンスタントとして勤仕。数年後、昔から夢だったトリマーを目指し専門学校に入学。JKCトリマー・ハンドラー資格取得。トリミングサロン、動物病院、個人店経営の経験後、現在は母校の専門学校で運営の手伝いをしながら、記事を制作。18歳の息子をもつシングルマザー。