【トリマーの働き方特集】~フリーランス編~

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トリマーの働き方は色々ありますが、みなさんはどのようなワークスタイルで過ごしていますか?多様な働き方のなかで、トリマーが何を選べばいいのか悩みどころです。

今回の記事では、多様性の時代にマッチしている「フリーランス」に焦点をあてお伝えしていきます。

種類と雇用形態

トリマーの働き方にはどのようなものがあるのでしょうか。選択肢は複数ありますのでご紹介します。

正社員

正社員とは、正規社員のことをいいます。

 ( 1 ) 労働契約に期間の定めがない.

 ( 2 ) 就業規則に明記されている所定労働時間がフルタイムである.

 ( 3 ) 直接雇用である. 

の3つの条件を満たした労働者のことを指します。

アルバイト・パート(非正規)

一般的に、正規社員以外の雇用形態を「非正規社員」と分類しています。「非正規社員」を細分化して「契約社員・嘱託社員」「パートタイマー」「アルバイト」と区分けしています。

派遣

派遣会社と雇用契約を結んで、派遣先で働く雇用形態です。 希望の勤務地や曜日を自分で選択して働けるのが特徴です。

フリーランス

フリーランスとは、会社などに所属せず個人で仕事を請け負う人のことをいいます。主に、手に職をつけた職種の人が多いです。個人で稼働する場合と、サロンと契約して稼働する場合との2パターンがあります。

独立

フリーランスと似ている部分がありますが、独立の場合は、完全に一人で経営しなくてはなりません。自宅兼用でサロンを開業する人も多くいます。なかには、サロンや病院と業務委託を結び、店舗を借りて営業している人もいます。

それぞれのメリット・デメリット

では、それぞれの働き方のメリット・デメリットはあるのでしょうか?

正社員

メリット

長く働くことにより、ステップアップして給料が上がっていきます。決まった収入が得られるので、安定して働くことができます。直接雇用のため、なにか問題があったときは即座に雇主に相談できるのが強みです。会社によっては、賞与や昇給などがあるのも魅力です。

デメリット

労働時間が決まっているため、好きな時間に好きなだけ働くことはできません。また、残業が発生することもあります。特にトリマー業界はお休みが少ないので、融通をきかせたり、希望する休日休暇を取得することは難しいでしょう。

アルバイト・パート(非正規)

メリット

結婚や出産をして、一時的にトリマー業から離れたとしても、アルバイト・パートとして復帰する人も少なくありません。都合が良い日程でシフトに入れるので、ライフスタイルに合わせた働き方ができます。

正社員より融通がきくので、学校に通いながら見習いとしてアルバイト・パートで働くトリマーの卵もたくさんいます。

デメリット

正社員と同じ仕事をしても、アルバイト・パートの場合、非正規社員になるので収入が安定しません。例えば、ケガや病気をして休んでしまうと、正社員の場合は有給を消化して休みを取れますが、アルバイト・パートの場合は収入が大幅に減ります。

正社員と異なり、賞与や昇給もないので、金銭的に余裕がない人にはオススメできません。

派遣

メリット

派遣の一番のメリットは時給が高いことです。アルバイトの時給の倍になる可能性も。職場環境においても、入社してみないと分からないことがありますが、派遣は一定期間勤務し、お互いが気に入り承諾すれば直雇用契約に変更できることもあります。

働きたいときにシフトを入れ、自分の好みの職場で働くことができるのは魅力的です。

デメリット

派遣切り」という言葉がありますが、こちらが望んでいても、雇用主側が打ち切りを言い出せば、契約が終わり働けなくなります。会社との相性もあるので、働き方としてはとても不安定だといえます。

フリーランス

メリット

個人で仕事をするため、縛られる環境とは無縁で、自由な時間に好きなだけ働くことができます。複数の会社と契約しておけば、一つがダメになっても他のところで頑張ればいいので、気は楽かもしれません。

デメリット

自由な反面、集客や宣伝は自分でしなくてはなりません。また、サロンとしっかり契約書を結んで書面を残さないと、報酬などでトラブルになる可能性もあります。

個人で動くので、トリマーとしての腕が問われます。技術不足だと、お客さんが離れていくおそれがあるため、常に技術を磨く必要があります。

独立

メリット

雇われるより収入が増えます。就業時間やお店のコンセプト・ルールなど自分で決めることができるので、理想のサロンにすることができます。

デメリット

集客やマーケティング、維持費など毎月の売上を考えながら経営しなくてはならないので、プレッシャーは強いといえます。一旦悪い評判が立つと、収入に響くので常に神経をはりながらマネージメントする必要があります。

ひろこ

様々な働き方がありますね。メリット・デメリットを把握したうえで、上手に活用できたらいいですよね。

フリーランストリマーの強み

フリーランスの強みは、独立と違い初期費用がかからないことです。店舗を持たずに、サロンや病院を掛け持ちするので、リスクを避けながら収入を得ることができます。

お客さんのご自宅に行きトリミングをする場合は、個人での契約となるのでトリミング以外の付加価値をつけることもできます。例えば、ペットシッターをしたり、トレーナーの資格を取得して活かしたりと、自分にとって強みになる魅力を発信しながら集客するといいでしょう。

マッチしたワークスタイル

一昔前は、師弟関係があってサロンで働きながら学び、技術を習得する方法が主流でした。いまは、ワークスタイルが変化しているため、自分が思い描いたトリマーの働き方ができるようになりました。

女性は結婚や出産で生活バランスが変わります。トリマーの人口が減っている今、ワークバランスを見ながら無理なく続けることができるようになりました。

フリーランスは、無理なく働けて、一定の収入を得ることもできるので、昨今のライフスタイルにマッチしているといえるでしょう。

まとめ

今回は「フリーランス」の働き方についてお伝えしました。サロンや病院それぞれのカラーってありますよね。合わないと思ったら、勇気を出して違う職場に移ることもできるので、とても良い働き方だと感じます。

収入の面で不安定ではありますが、トリミングとペットシッターの両方をやってみたりと、工夫しながら仕事を得れば、収入もアップしますね。フリーランストリマーを目指す人は、ぜひ参考にしてください。

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この記事を書いた人

トリマー ひろこ

大学卒業後、有名作家のもとでアシンスタントとして勤仕。数年後、昔から夢だったトリマーを目指し専門学校に入学。JKC資格取得。現在はトリミングサロンで働きながら記事を制作。一児のシングルマザー。