トリミング中の注意!【怪我】をしないためにトリマーができることは?

トリミングはペットたちの美しい姿を引き出す大切な作業です。トリマーの皆さんにとって、ペットのトリミングは愛情を込めておこなう重要な作業ですよね。しかし、時には思わぬトラブルが発生することもあります。

今回の記事では「トリミング中の怪我」について、なぜトリミング中に怪我が起きてしまうのか?その原因と対策に焦点をあてお伝えしていきます。

怪我の原因

飼い主さんが愛犬をトリミングにだすときに「万が一怪我をして戻ってきたらどうしよう…」と不安に思ったことはないでしょうか?

起きてほしくはないですが、生き物を扱う以上何が起こるかは予測不能です。では、なぜトリミング中に怪我は起きてしまうのでしょうか?原因について考えてみましょう。トリマーによって異なりますが、大きく分けて以下の5つが考えられます。

不安や緊張

トリミングは犬にとって新しい経験であり、不安や緊張を感じることがあります。不安定な心境の犬は、トリミング台に乗ることを嫌がったり、突然動き回ったりすることがあります。このような状態でトリミングを進めると、犬やトリマーの怪我が発生するリスクが高まります。

トリマーの技術不足

トリマーにとって、技術力と知識は非常に重要なことです。適切な技術を持たないトリマーは、器具の使い方やカットの際のバランスの取り方、保定などに不慣れで、ペットに対する怪我を引き起こす可能性があります。

トリミング器具の誤った使用

トリミングに使用する器具は、鋭利なハサミやバリカンなどが含まれています。使用方法を誤ったり、清潔さを怠ることで感染リスクが高まるケースもあります。また、使用方法を間違えるとハサミやバリカンで怪我をさせてしまうので要注意です。

ペットの突然の動き

トリミング中にペットが突然動き出したり、足を動かしたりすることがあります。これは予測不可能な行動であり、トリマーが対応しきれない場合に怪我が発生します。

疲労や集中力の欠如

長時間のトリミング作業や連続した作業はいく慣れているトリマーとはいえ限界があります。疲れた状態や集中力の欠如は、ミスや事故を引き起こす原因となります。

以上の理由から、トリミング中に怪我が起こりえるといえます。

ひろこ

怪我をさせてしまわないことが前提ですが、思わぬ事態結果になることはありますよね。トリマーの苦労も分かるし、飼い主さん、愛犬の気持ちも分かるので怪我と聞くと心が痛くなります。

怪我をしないための注意点

では、怪我をしないためにはどのような対策をとればいいのでしょうか?以下に気をつけてみましょう。

トリマーの心構え

トリマーは犬の行動や心理を理解し、適切なトリミングスキルを身につけることが重要となります。時間に追われる作業でも、心にゆとりをもって望めるようにしましょう。

トリミング器具の扱い

トリミング器具の適切な使用と定期的なメンテナンス、清潔さの確保が不可欠です。トリミングの途中でも犬の様子を注意深く観察し、急な動きに備えることも大切です。

トリマーの休養

トリマーは自らの健康管理にも注意し、疲労がたまらないようなスケジュールを立てることが大切です。無理をせず、予約が少ないときなどは積極的に休むようにしましょう。

信頼関係

怪我を未然に防ぐためにはトリマーと犬の信頼関係を築き、技術と安全対策に心を配ることが欠かせません。

怪我をさせてしまった・してしまったら

あまり考えたくないことですが「もし怪我をさせてしまった・してしまった」らどのように対処すべきでしょうか。

冷静さを保つ

トリミング中に犬が怪我をした場合、まず重要なことは冷静に対応することです。焦って犬を放さないようにしましょう。自分自身が怪我をした場合も同様に、冷静さを保つことが大切です。慌ててしまうと、状況を悪化させることにつながりかねません。

獣医師に相談しよう

ペットが怪我をした場合、即座に獣医師に連絡し、状況を伝えましょう。獣医師からのアドバイスを仰ぎ、必要に応じて動物病院に連れて行くことが大切です。トリマーが医療知識を持っている場合でも、専門家の判断を仰ぐことで、より適切な対応ができます。

事故の報告と誠実な対応

万が一、トリマーが怪我をさせてしまった場合は、飼い主さんに速やかに事実を報告しましょう。隠したり、ごまかしたりすることは避け、誠実に対応することが信頼関係を築くためにも重要です。事故の原因や今後の予防策についても共有し、同様の事態を未然に防ぐことが大切です。

トリマーの安全対策

トリマー自身が怪我をしてしまった場合は、自己処置をせずに、専門医による診察を受けることをお勧めします。小さな怪我であっても、感染や悪化のリスクを避けるために、適切な処置を受ける必要があります。

また、トリミングにおいては安全対策を徹底することも重要です。適切な道具の使用や動物の挙動に注意を払い、自己防衛のための対策を身につけておくことが大切です。

以上のポイントを頭に入れて、トリミング中の怪我を最小限にするよう心掛けましょう。

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まとめ

今回の記事では「トリミング中の怪我」についてお伝えしました。犬たちの安全と快適さを第一に考えながら、愛情を込めたトリミングをおこないたいですね。安全第一で楽しくトリミングできれば、みんなが幸せな時間を共有できます。

トリマーとしての責任は重いものがありますが、事故は完全に避けられないものです。大切なのは、その場で冷静に対応し適切な措置を取ること。これからも愛情と安全を大切にして、犬たちの健康を守っていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございます☺

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この記事を書いた人

トリマー ひろこ

大学卒業後、「走れ!T校バスケット部」作者のもと、アシンスタントとして勤仕。数年後、昔から夢だったトリマーを目指し専門学校に入学。JKCトリマー・ハンドラー資格取得。トリミングサロン、動物病院、個人店経営の経験後、現在は母校の専門学校で運営の手伝いをしながら、記事を制作。18歳の息子をもつシングルマザー。