効率アップ!トリマーが実践する正しいハサミ使い方と注意点

この記事では、トリマーとして品質と安全性を高めるためのハサミ使用術と、それにまつわる重要なポイントを紹介します。プロのトリマーが実践する、正しいハサミ使い方とメンテナンス、安全対策まで、トリマーの技を磨きたいあなたに有益なヒント満載です。

1. トリマー必見 プロが教えるハサミの基本

トリマーの仕事では、正しいハサミの選び方と使い方が非常に重要です。ハサミ一つで仕上がりの品質が変わりますし、ペットの安全性にも関わってくるからです。ハサミの種類には、一般的なストレートシザーセニングシザー、カーブシザーなど多くありますが、この各々に適した使い方と、その維持方法があります。

プロの技として、いかにしてそれらを適切に使い分け、最高のカットを提供するか、基本から応用まで習得することが必要となります。トリマーとしての技術向上のために、今回はハサミに関する基本的な知識と、その活用法を解説していきます。

1.1. ハサミの種類と使い分け

トリマーにとって、ハサミは最も大切な道具の一つです。いくつかのハサミの種類と、それぞれの特性、使い方について細かく見ていきましょう。

まず、ストレートシザーは、その名の通り直線的な刃を持っており、基本的なカットに使われます。これ一本でも様々なスタイルを創ることができますが、より細かい作業や専門的なカットを行う場合には他の種類のハサミが必要です。

例えば、セニングシザーは歯があり、毛量を自然に減らすのに適しています。また、カーブシザーは曲がった刃を持ち、体の丸みに沿ってカットする際に役立ちます。それぞれのハサミには特徴があり、正しく使い分けることで、より効率的に、美しい仕上がりを実現することができるのです。

1.2. シザーワークの基礎知識

シザーワークは、トリミングにおける基本的な技術ですが、単にハサミを使って毛をカットするだけではありません。正確なカットを行うためには、適切なハサミの持ち方やシザーワークの基礎を理解することが非常に重要です。持ち方一つでカットの精度が変わるため、ハサミのバランスを崩さないように手にしっかりとフィットさせることが大切です。

また、カットする毛の量や角度、速度などをコントロールする技術を習得する必要があります。これらの技術は、練習を重ねることで身につけることができますが、基礸から丁寧に学ぶことでより早く上達することができるでしょう。

1.3. 安全性を確保するためのポイント

ペットにとっても、トリマーにとっても、トリミング中の安全性は非常に重要です。特にハサミを使う時には、十分な注意が必要です。安全性を確保するためには、適切なハサミの選び方から始まります。切れ味が悪いハサミは必要以上の力を加えることになり、それが原因で手が滑ったり、ペットを傷つけるリスクが高まります。

また、ハサミを使用する際には、ペットの皮膚に刃が直接触れないよう注意を払うことや、正しい持ち方をして安定したカットができるようにすることが大切です。トリマーが安全に作業できるようにするためには、定期的な技術の見直しや勉強も忘れずに行う必要があるでしょう。

トリマーあゆみ

ハサミの技術=シザーリングは、トリマーにとって必須技術であり、安全に扱うことは最重要です。毎日の仕事中でハサミを持つときは集中力を切らさず、不用意に安全性を欠いた使い方をしないように十分に気を付けなければいけません。

2. 犬のカットにおけるハサミ選びの重要性

プロフェッショナルなトリマーにとって、犬のカットはただの技術作業ではありせん。それは、芸術的な感性と繊細な手作業が結びついた職人技です。そこで大きな役割を果たすのが、ハサミ選びです。犬の種類や被毛の性質によって最適なハサミも変わってきます。

切れ味が良く、適切な形状を持つハサミを選ぶことで、スムーズなカットはもちろん、犬への負担の軽減や作業効率の向上につながります。そして、何よりも仕上がりの美しさが格段に違ってくるのです。ですから、ハサミ選びに妥協はできません。

2.1. セニングシザーの特徴と活用法

セニングシザーは、毛の量を自然に減らすことができる特殊なハサミです。刃の片側に歯があり、もう片側が平らなデザインが特徴です。毛先を柔らかく見せたり、毛量を調整したりする際に活用されます。使い方一つで仕上がりの質感が大きく変わるため、トリマー達はこのセニングシザーを上手く扱うことが求められます。

特に、厚みのある被毛を持つ犬種のカットには欠かせないアイテムです。適切なセニングシザーの選択と、毛流れに沿った使い方が美しい仕上がりのポイントになります。

2.2. 切れ味がカットテクニックに与える影響

ハサミの切れ味が鋭いほど、カットの仕上がりにもきめ細やかさが表れます。犬の被毛は非常にデリケートで、切れ味の悪いハサミを使用すると毛を傷めてしまう可能性があります。加えて、力を入れてカットする必要があるため、トリマーへの負担も大きくなってしまいます

流れるようなシザーワークを実現するためには、常に最良の切れ味を維持することが重要です。また、正確なラインとフォルムを出すためにも、鋭い切れ味のハサミであることが必須です。

2.3. プロが推奨するハサミブランドとは

プロのトリマーが言及するハサミブランドには、多くの共通点があります。信頼性の高い職人技による作成、長時間使用しても手への負担が少ない設計、優れた素材による持続的な切れ味など、プロ仕様の高品質を求めています。

有名なブランドには「岡野製作所」や「KENCHII」、「ジョーウェル」「胡蝶」などがありますが、各ブランドには様々なモデルがあり、トリマーの好みや被毛の種類、カット技術に合わせた選択が可能です。プロからの推奨を受けるブランドの製品を使用することで、トリマーの技術もより一層光ります。

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ハサミの選び方は、自分の手の大きさ、指の長さを考慮して適切なものを選ばなければいけません。ブランドにこだわるのもいいですが、自分の手にフィットして長時間使っていても疲れないものを吟味して決めましょう。

3. ハサミメンテナンスの方法

ハサミはトリマーやプロフェッショナルがさまざまなシーンで日々使用する大切なツールです。きちんとしたメンテナンスを行うことで、その性能を最大限に発揮できますし、寿命もぐんと延びます。きれ味が落ちると、トリミングの精度が低下し、動物にストレスを与えることにもなりかねません。では、どのようなメンテナンスが必要なのか、ポイントをおさえながら解説していきましょう。

3.1. 手入れで変わるハサミの性能

ハサミの切れ味や使い心地は、日ごろの手入れによってとても変わるものです。使い終えたあとの汚れをそのままにしておくのか、それともきちんと掃除をして油をさすのかで、ハサミは異なる顔を見せます。汚れやサビが原因でハサミの動きが悪くなり、理想のカットができなくなるケースもしばしばあります。

そこで、終えた後のお手入れと、時期を見ての掃除、さらに必要に応じたメンテナンスがどのように影響するかを、くわしくご説明していきます。用途に応じたハサミ選びだけではなく、継続してその性能をたもつための手入れ方法にも注目してください

3.2. テキメンテナンスのステップバイステップ

トリマーが毎日使用するハサミは、どうしても汚れたり摩擦でキレ味が落ちたりしてしまいます。定期メンテナンスでこれらの問題を未然に防ぎ、常に最良のコンディションを保つことが重要です。

汚れを落とすことからキレ味を取り戻す方法、さらにはハサミの寿命をのばすためのコツまで、細かくステップバイステップでメンテナンス方法を解説します。この過程で使用する道具や材料、注意すべき点なども詳しくお伝えし、プロのトリマーが日々どのようなメンテナンスを行っているかを紹介していきたいと思います。

3.3. ハサミの寿命をのばすコツ

ハサミの寿命は使い方とメンテナンス次第でぐんぐん変わります。研ぎを行うタイミング保管方法使う前後の取り扱いなど、少しの気配りで大きく改善することができます。特に、高価なプロ用のハサミは、長く愛用できるようにメンテナンスが必要不可欠です。

また、切れ味の維持だけでなく、安全に使用するためにも、定期的な手入れは無視できないポイントとなります。このセクションでは、寿命を延ばすための具体的な方法とその効果について、深く掘り下げてご紹介します。

トリマーあゆみ

毎日トリミングをしていると忙しくて仕事後にハサミの手入れをするのが面倒に思うこともあるはずです。週に一度でもいいので、定期的に汚れを取り除いた後オイルをさしてふき取るだけでもハサミの寿命が延びるのでおすすめです。

4. プロの技 シザーワークの精度を上げる方法

プロのトリマーとして、ワンちゃんの美しいスタイルを創り出すためには、シザーワークの精度を高めることが重要です。カットのひとつひとつが全体の仕上がりに影響を与えるため、細部にまで目を配り、技術に磨きをかけていく必要があります。シザーワークの精度を上げるためには、適切なハサミの選び方はもちろん、メンテナンス方法ハサミを持つ姿勢正しいカットの進め方など、多岐にわたるポイントがあります。

4.1. シザーワークの基本姿勢

最初に身につけるべきは、正しいシザーワークのための基本姿勢です。姿勢が良ければ、肩や背中への負担も少なくなり、長時間の作業でも疲れにくくなるでしょう。また、正確なカットを実現するためには、ひじを自然に曲げた状態でハサミを持ち、肩から腕にかけての力を均等に分散させることが大切です。

カットする際はワンちゃんの体にそって自然に動かせるようにし、無駄な力を加えないよう意識してください。さらに、足元はしっかりと固定し、バランスを取りながらカットすることで、安定したシザーワークを実現しましょう。

4.2. 効率的な犬のカットテクニック

カットの効率を上げるためには、ハサミをどのように動かすかが鍵を握っています。毛の流れに合わせて、スムーズにハサミを滑らせるようにしましょう。

特に、こまかい部分の仕上げには、軽いタッチで繊細な動きが必要です。また、どの位置でカットを始めるか、どの方向に毛を切るかといった順序を予め計画し、一連の動きをスムーズにつなげることで、作業のテンポを上げることができます。無駄な動作を省き、毛の長さを均一にするためにも、カットの順序とテクニックの習得が重要です。

4.3. カット中の正しいハサミの動かし方

カット中におけるハサミの正しい動かし方には、数多くのコツがあります。カットの整合性を保ちながら手早く進めるには、ハサミの刃を水平に保ちつつ、一定のリズムで開閉します。ハサミの先端を使って細かい部分を整える場合は、より緻密な動きが求められます。刃を開く角度に注意し、毛の流れに沿って慎重に動かすことが大切です。

ハサミを持つ手に余計な力が入らないようにするためには、ハンドル部分をしっかりと握り、指を適度に曲げることがポイントです。 力の加減をマスターすれば、より精度の高いシザーワークが可能になります。

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ハサミの正しい動かし方は、トリマーとして初心者のうちに習得すべきです。変な癖がついてからでは修正しにくいのと、手にも負担がかかり腱鞘炎に苦しむこともあるからです。多くの人は学校でシザリングを学びますが、職場に勤め始めてからがハサミをたくさん使う機会が増えます。一日に何頭もトリミングするようになってから、変に力んだハサミの使い方をしないようにするよう気をつけましょう。

5. セニングシザー活用技術の向上

セニングシザーは、トリマーにとって欠かせないツールの一つです。適切な使い方を身につけることで、犬のカット作業の効率を上げることができますし、より自然で美しい仕上がりを実現できるようになります。

活用技術の向上には、セニングシザーの特性を理解し、それに合った切り方や扱い方を習得することが欠かせません。定期的な練習とその場の判断が向上への近道となるでしょう。

5.1. ボリューム調整と仕上がりの秘訣

ボリューム調整においてセニングシザーは重要な役割を持ちます。多毛な部分や硬い毛質に対して、セニングシザーを使用することで自然な調整が可能です。上手なセニングテクニックは、まず毛の流れに沿ってスキを入れることが基本です。スキバサミの入れ方一つ取っても、毛束をとる位置や角度、切る厚みによって仕上がりが大きく変わります。

重要なのは均一にスキを入れることであり、ランダムな動きで不自然なスキマを作らないよう注意を払うことが必要です。ボリュームを抑えるだけでなく、美しいシルエットの維持につながることもこの技術の醍醐味の一つになります。

5.2. セニングシザーで失敗しないコツ

セニングシザーでの失敗は、大抵不適切な切り方に起因します。特に初心者が犯しやすいミスは、ムラになることや切り込みすぎてしまうことです。これを避けるためには、まずは毛の流れを確認し、少量の毛をやさしく挟んでスキ落としをすることが基本です。

散髪の際にも同様で、スキバサミの粗さやかける力加減も重要になります。失敗を恐れずに、段階を踏みながら練習を積んでいくことが安全で綺麗なカットへの道となるでしょう。また、実際の送り切りテクニックなども修得すると、より細かな調整が可能になります。

5.3. プロが実践する繊細な毛量調整法

プロトリマーが実践する毛量調整法は、繊細な技術が要求されます。セニングシザーの利用で重要なのは、どの程度毛を薄くするか、どこをどのようにトリミングするかという微細な部分です。トップコートとアンダーコートのバランスを見極めながら、毛の質感や流れを保ちつつ適切な毛量を残すことが求められます。

経験と知識が必要とされる理由はここにあり、切る毛の量とその効果を予測する目利きが大切です。繊細な毛量調整は、見た目の美しさはもちろん、犬の快適さにも影響を与えるため、丁寧な仕事が求められるのです。

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この目利きがきくようになるには、やはり多くの犬たちをトリミングすることです。さまざまな毛の量と毛質の事例を経験することで、切りすぎずかつ切らなすぎずのちょうどいいバランスでセニングをつかった毛量調整ができるようになります。

6. カットテクニックの細部にこだわる

トリマーにとって、カットテクニックの細部にこだわることは、作業の効率アップはもちろん、完成度の高い仕上がりを実現する鍵です。トリミングでは、毛の镜り方や肌の状態に注意しながら、一本一本の毛を丁寧にカットしていく必要があります。

細やかな技術は、犬の持つ本来の美しさを最大限に引き出すために欠かせません。プロのトリマーとして、さらなる技術の向上と顧客満足度の向上を目指して、技術の細部にこだわることは大切なのです。

6.1. 細かなカットラインの出し方のコツ

正しいハサミ使い方の基本は、カットラインの出し方にあります。トリマーとして、繊細なカットラインを描くためには、まずはハサミの持ち方から意識する必要があります。ハサミはしっかりと握り、同時に指の動きを柔らかく保ちます。そして、犬の体に合わせてハサミを角度を調整しながら、毛の流れに沿ってスムーズにスライドさせていきます。

犬の肌を傷つけないように、また均一なカットができるように、ハサミの適切な圧力とスピード感を身につけることが大切です。正しい力加減とスピードでカットラインを描くことが、プロフェッショナルなトリミングを実現するために必要な技術の一つです。

6.2. ハサミを使った表情作りの技術

犬の表情は、その姿勢や歩き方だけでなく、顔周りのカットテクニックによっても大きく変わります。表情作りのために、ハサミを使用して顔周りの毛を整える際は、特に丁寧な作業が求められます。目の周りや口元、耳の形状に注意しながら、ハサミを使ってふんわりと優しい表情や、スッキリとした洗練された表情を作り出します。

そのためには、軽いタッチでピンポイントにカットするテクニックが必要です。トリマーは、犬の顔立ちや個性を理解し、それに合わせたカットプランを考えるセンスも求められます。

6.3. 複雑な形状に応用するハサミワーク

ハサミワークの応用技術は、複雑な形状やラインを作り出す上で非常に重要です。特にカットが複雑なショードッグなどのトリミングでは、毛量のコントロールから形状の作り込みに至るまで細部の調整能力が試されます。さまざまな長さや質感の毛をハサミで整え、犬種に合わせたスタイルを作り上げる技術は、長年の経験と練習を積むことで習得できるものです。

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おパンツカットやスカートカット、アフロやモヒカンスタイルなど複雑で上級者向けカットスタイルをできるようになるには、ハサミを使いこなせていなければいけません。基礎的なハサミの持ち方や動かし方、姿勢などが整っていなければ決して次のステップにはいけないです。

7. ハサミ使用時の安全対策

トリマーとして活躍する上で、ハサミの安全使用はとても大切です。トリミングを行う際には、動きが俊敏なペットの動向をしっかりと予想し、それに対応する慎重な作業が求められます。常に安全第一を心がけ、万が一の事態を避けるための対策を実施することが重要となります。ハサミは切れ味の良い鋭利な工具ですから、その取り扱いには細心の注意を払わなければなりません。

7.1. トリミング中の安全なハサミの持ち方と集中力

ハサミを使う際、特に大事なのはその持ち方です。ハサミは基本的に、薬指や小指で支えることが推奨されています。この持ち方は、安定したカットを促し、かつ疲労を抑制する効果もあります。

さらに、トリミング中に動物が予期せぬ動きをした際でも、手の中でハサミを固定しやすいため、怪我をするリスクも最小限に抑えられるのです。正しい持ち方をマスターすることで、精度の高いカットを実現しつつ、ハサミによる事故を防ぐことができるのです。

7.2. 動物と人への傷害予防策

トリマーがハサミを使用する際は、ペットはもちろんのこと、自身の安全にも留意することが肝要です。動物が急に動いたり、暴れたりすることがあるため、急な反応にも対応できるよう、予め落ち着かせる工夫が必要です。

また、ペットがストレスを感じないような環境作りや、トリミング台の高さの調整など、作業環境の整備も重要です。さらには、トリミング時は機敏に動けるように滑りにくい靴を履くなど、自身の服装にも注意を払うべきです。

7.3. 安心して使用できるハサミの選び方

適正なハサミの選び方は、安全なトリミングにおいて非常に重要です。ハサミには様々なタイプがありますが、使用するペットの毛質やトリミングするスタイルに合わせたものを選ぶことが基本です。また、手に馴染みやすく、操作しやすいものが良いでしょう。

ハサミはトリマーそれぞれの手の形や好みによって最適なものが変わるため、いくつか試してみて、自分に合ったハサミを見つけ出すことが大切です。品質の良いハサミを選ぶことは、安全性のみならず、作業の効率やカットの精度にも大きく関わってきます。

トリマーあゆみ

ハサミの持ち方も重要ですが、もっとも大切なのは集中力を切らさないことです。もしも、なにか大切な考えことやほかの業務などが生じた場合は一度ハサミを手放すべきです。また、疲れてきたら時間に追われていたとしても小休憩をとって、きちんと集中できる状態でトリミングすることは最重要の安全対策です。

この記事を書いた人

トリマーあゆみ

1988年長崎県出身。2011年関西大学政策創造学部卒業。同年に大阪のナンバペット美容学院卒業。トリマー歴15年目。現在は都内サロンとホームトリマーで勤務中。映画好きが高じて、2018年から映画ライターを兼業。ひとシネマ、Cinemarche、osanaiなどで映画のコラムや取材記事執筆中。