トリマーのジレンマ?美と安全のバランスを保つ【ネイル】事情とは!

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みなさんは、ネイルをしていますか?トリマーは水仕事のためネイルがすぐに剥がれてしまいますよね。オシャレもしたいし、でも犬を怪我させたら大変…そんな葛藤のなか躊躇している人もいるのではないでしょうか?

今回の記事では、お店によって異なる?「トリマーのネイル事情」に焦点をあてお伝えします。

トリマーのネイルは禁止?

トリマーや美容師は美容系なので、ファッションを楽しみたい気持ちの人が多いですよね。ネイルもファッションの一部で、爪がきれいだと見ているだけでワクワクするし、テンションがあがります。

トリマーと美容師に共通していることは、肌に触れるということ。それと、水仕事のため、爪を痛めることが多いですよね。保護する意味でもネイルをしたいと考えている人はたくさんいます。

しかし、ネイルをするなら怪我をさせたり、お客様や犬に不快な思いをさせないように充分に配慮しなければなりません。後ほど詳しく説明しますが、場所によってキツく禁止しているところがあります。

では、なぜ禁止にしているのでしょうか?

禁止とされている理由

トリマーがネイルをしていると、3つの理由で問題が発生する可能性があります。

  • 衛生面

トリマーは動物の被毛をカットし、処理するために直接触れることがあります。ネイルをしていると、細菌や汚れが爪の下に蓄積しやすくなります。これによって、動物に感染症を広めてしまう恐れがあります。

  • 安全面 

トリマーは鋭利な道具を使用して作業を行います。ネイルが長い場合、作業中にネイルが引っかかったり、道具を正しく握れなかったりする可能性があります。これは、トリマーや動物の安全を脅かすことにつながります。

  • お客様相手の接客のため

ネイルをすることによって、不快だと感じる人がいます。特にトリマーは動物相手の仕事です。話ができない相手を預けて、危険な目に遭わないか、嫌な思いをしないか、衛生面も気になりますよね。目に見えない不安から不快に思うお客様もいます。

ネイルをしている場合は、トリマーの仕事に制約を生じさせる可能性があるため、多くの場所でトリマーにはネイル禁止が求められています。これによって衛生と安全を確保し、トリミングサービスの品質を高めることができます。

ひろこ

私もネイルを楽しみたい派なのでしていますが、犬にケガをさせないように爪は短くして華美になりすぎないようにしています。飼い主さん、犬、自分自身が安心して楽しめるようにしたいと思っていますよ。

場所によって異なる

トリマーがネイルをすることが許可されるかどうかは、場所によって異なります。一部のトリミング施設では、ネイルをしていても許可される場合がありますが、その場合でも特定の条件が適用されることがあります。

例えば、ネイルが短く整えられ、清潔であることが求められることがあります。また、衛生規定に厳格に従う必要があり、適切な手袋の着用や手の洗浄が求められることもあります。

ネイルをしている場合でも、安全面や作業効率の観点から、一部のトリミング施設ではネイル禁止を採用していることがあります。これは、トリマー自身の安全と、動物のケアに集中するためです。

トリマーがネイルをすることが許可されるかどうかは、各施設のポリシーや規定によって異なることを理解しておく必要があります。

トリミング施設に就職する前に、その施設のルールや要件について確認することが重要になります。

まとめ

トリマーや美容師は美容系の仕事であり、ファッションに興味を持つ人も多いですが、一部の場所ではネイル禁止のルールがあります。

トリマーはお客様と接することが多いため、ネイルをしていることが不快感を与える可能性もあります。ただし、施設によってはネイルを許可する場合もありますが、その場合でも清潔さや安全性を重視する条件が求められます。

トリマーや美容師を目指す際には、施設のポリシーや規定を確認し、適切な対応を心がけることが大切ですね。犬の安全のためにも十分な配慮を心がけましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

トリマー ひろこ

大学卒業後、有名作家のもとでアシンスタントとして勤仕。数年後、昔から夢だったトリマーを目指し専門学校に入学。JKC資格取得。現在はトリミングサロンで働きながら記事を制作。一児のシングルマザー。